帯状疱疹の予防接種を実施しています

当院では帯状疱疹の予防接種を実施しており、グラクソ・スミスクライン社のシングリックスを使用しています。

帯状疱疹は、水ぼうそうと同じウイルスで起こる皮膚の病気です。
体の左右どちらかの神経にそって、痛みを伴う赤い斑点と水ぶくれが多数集まって帯状に生じます。

多くの場合、皮膚症状が治ると痛みも消えますが、神経の損傷によってその後も痛みが続くことがあります。
これは「帯状疱疹後神経痛（PHN）ピーエイチエヌ」と呼ばれ、50歳以上で発症した方の2割の頻度で起こる合併症です。
また、帯状疱疹が現れる部位によって、角膜炎、顔面神経麻痺、難聴などの合併症を引き起こすことがあります。

50歳代から発症率が高くなり、80歳までに約3人に1人が帯状疱疹を発症するといわれています。

50歳以上：97.2%
70歳以上：89.8%​
効果は9年間持続することが確認されており、臨床試験により有効性と安全性が確認されています。

50歳以上の成人

50歳以上の成人に1回0.5mLを2カ月間隔で2回、筋肉内に接種します。​
1回目の接種から2カ月を超えた場合でも、6カ月後までに2回目の接種をすれば大丈夫です。

1回　　21,800円 （税込）​です。
（おそらく近隣で最安値です）

※50歳以上を対象としたZOSTER-006試験、70歳以上を対象としたZOSTER-022試験の結果