診療報酬改定セミナー 北海道千歳市のリハビリ病院

(2018年1月31日 23:59)(診療報酬)

おばんでござる。
ホクざえもんでござるよ。


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各々方もご存知の通り、2018年4月から診療報酬が改定されるでござる。
そして、拙者は診療報酬を斬るのが大好きでござる。

拙者自身の勉強と北星病院の職員にも勉強してもらうため、中外製薬殿にご協力いただき、WEBセミナーを開催したでござる。


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しっかり学んで、各々方により良いサービスを提供できるように努力するでござるよ~




後発医薬品使用体制加算3を届出! 北海道千歳市 リハビリ病院

(2016年12月20日 01:22)(診療報酬)

お晩でござる。
ずいぶんご無沙汰のホクざえもんでござる。

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千歳市ではインフルエンザが流行っているようでござるが、各々方は息災でござるか?
うがい、手洗い、加湿が大事でござるよ。
もうすぐクリスマス、お正月がやってくるでござるから、楽しく健康に過ごしたいでござるなぁ(切に)

さて、拙者は先日、北海道厚生局にお出かけしてきたでござるよ。
(もちろんJRに乗るときは刀は心にしまったでござる)

なにゆえ、そこまでして札幌まで行ってきたかというと・・・
北星病院が新たに施設基準を満たしたゆえ、届出に行ってきたでござるよ。
(算定は2017年1月1日からを予定しているでござる)
その施設基準は・・・


後発医薬品使用体制加算3
でござる。

これが、何かということを簡単に申し上げると「後発医薬品を多く使用していることを評価するもの」でござる。
なにゆえ後発医薬品を多く使用することが評価されるのか?
不思議に思うお方もいらっしゃるかもしれませぬな。

実は昨今、この日本では後発医薬品の使用割合を向上させることを推進しているでござる。
各々方の中でも保険証やお薬手帳に「ジェネリック(=後発)医薬品の処方を希望します」というシールを貼っておられる方がおられるのではござらんか?
院内処方でも、調剤薬局での処方でも後発医薬品の使用が推奨されているのでござる。

その理由としては「後発医薬品は安価である」ことが挙げられるでござる。
つまり医療費を抑えるためでござる。
医療費を抑えることに寄与することを評価するための報酬なのでござる。


後発医薬品使用体制加算3  1入院あたり280円
(患者さんの負担額はこの金額の1~3割)
この料金がかかったとしても、国の医療費と患者さんの自己負担額は後発医薬品を使用した方が安くなる仕組みでござる。
後発医薬品を採用することには一定の危険性もあるでござるが、それについては北星病院の精鋭薬剤師たちが安全性と薬剤の供給体制を全て確認しているでござるから、ご安心召されい。

これには医師の協力が必要不可欠でござるが、北星病院の医師は日本の国民皆保険制度の健全運営と患者さんの安全性を考慮して、全面的に協力してくれているでござる。
あっぱれな心意気でござる。

この後発医薬品に限らず、北星病院では患者さんや地域住民の皆さんのことを一番に考えて、これからも精進していく所存でござる。

ジェネリック医薬品については「広報誌いちばんぼし2016冬・健康コラム」もご参照くだされ。
http://www.hokusei.or.jp/about/ebook/160112/


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認知症ケアは必須でござる! 千歳のリハビリ病院

(2016年10月 1日 00:57)(診療報酬)

各々方 お初にお目にかかるでござる。
拙者は名をホクざえもんと申す、しがない侍でござる。

以後、お見知りおきを。


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今日は北星病院の「認知症ケア」に関する取り組みについてお知らせするでござるよ。

まず、何故北星病院が認知症ケアに力を入れるのかということでござるが・・・
日本の”高齢化”が進行しているのはご存知でござろう。
研究によると、高齢になると認知症を発症する確率が上がると言われているでござる。


認知症患者推移.png


2015年は65歳以上の方の16%にあたる542万人が認知症を患っておられるという推計結果で、2025年には20.6%の753万人の方が認知症を患うと言われているでござる。

そして、北星病院は在宅で療養されている方々に訪問診療や訪問看護、訪問リハビリを実施していたり、回復期リハビリ・医療療養病棟があり、高齢の患者さんが多い現状。
患者さんの年齢層が高いということは、先の推計からいうと認知症の患者さんも多いということになるでござる。


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(延数にすると、実に8割を超える患者さんが65歳以上)

そして、何といっても北星病院は患者さんに「安心・安全に加療していただき、在宅に復帰していただく」ことが大事な病院でござる。
2016年(平成28年)の診療報酬改定で「認知症ケア加算」が創設されたことで医療従事者向けの研修が充実したこともあり、今までも認知症ケアに取り組んでいたでござるが、もっと認知症ケアに力を入れることができるようになったでござる。
拙者が「加算★手裏剣」を見舞う前に、北星病院の看護師たちは自ら認知症ケアの重要性を理解して、研修に参加してさらに学ぶことを申し出てくれたのでござる。


元々「身体拘束ゼロ」を推進しているだけに、意識が高いでござるよ。(あっぱれ)

北星病院には認知症ケアの質向上を担うコア(核)となる仕事人がいるでござる。
前述の身体拘束を廃止し、安全のために実施した場合も早く拘束を解除できるように取り組んでいる
身体拘束ゼロ委員会
患者さんに安心して落ち着いて過ごせるように、見る・話しかける・触れる・立つの手法を用いるフランス生まれの認知症ケア「ユマニチュード」を実践・普及させるユマニチーム
認知症対応力向上の研修を受講し、認知症の理解・対応方法・正しいケアや治療を啓発し実践していく認知症対応力向上推進看護師



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※上の図は「あのネズミ」ではないでござる!

これらの取り組みによって、、認知症の症状が悪化することを予防し、身体疾患治療がスムーズに行えるようにするでござる。
これから、まだまだ修行を積んでスペシャリストになっていくでござろう。

楽しみでござるよ。

ちなみに、拙者は「認知症ケア加算2」を届出してきたでござるよ。
2016年(平成28年)10月1日から算定開始でござる。

今は加算として評価されているでござるが、そう遠くない未来に「標準(スタンダード)」になっていくでござろうな。