(2016年12月20日 01:22)(診療報酬)
お晩でござる。
ずいぶんご無沙汰のホクざえもんでござる。
千歳市ではインフルエンザが流行っているようでござるが、各々方は息災でござるか?
うがい、手洗い、加湿が大事でござるよ。
もうすぐクリスマス、お正月がやってくるでござるから、楽しく健康に過ごしたいでござるなぁ(切に)
さて、拙者は先日、北海道厚生局にお出かけしてきたでござるよ。
(もちろんJRに乗るときは刀は心にしまったでござる)
なにゆえ、そこまでして札幌まで行ってきたかというと・・・
北星病院が新たに施設基準を満たしたゆえ、届出に行ってきたでござるよ。
(算定は2017年1月1日からを予定しているでござる)
その施設基準は・・・
後発医薬品使用体制加算3
でござる。
これが、何かということを簡単に申し上げると「後発医薬品を多く使用していることを評価するもの」でござる。
なにゆえ後発医薬品を多く使用することが評価されるのか?
不思議に思うお方もいらっしゃるかもしれませぬな。
実は昨今、この日本では後発医薬品の使用割合を向上させることを推進しているでござる。
各々方の中でも保険証やお薬手帳に「ジェネリック(=後発)医薬品の処方を希望します」というシールを貼っておられる方がおられるのではござらんか?
院内処方でも、調剤薬局での処方でも後発医薬品の使用が推奨されているのでござる。
その理由としては「後発医薬品は安価である」ことが挙げられるでござる。
つまり医療費を抑えるためでござる。
医療費を抑えることに寄与することを評価するための報酬なのでござる。
後発医薬品使用体制加算3 1入院あたり280円
(患者さんの負担額はこの金額の1~3割)
この料金がかかったとしても、国の医療費と患者さんの自己負担額は後発医薬品を使用した方が安くなる仕組みでござる。
後発医薬品を採用することには一定の危険性もあるでござるが、それについては北星病院の精鋭薬剤師たちが安全性と薬剤の供給体制を全て確認しているでござるから、ご安心召されい。
これには医師の協力が必要不可欠でござるが、北星病院の医師は日本の国民皆保険制度の健全運営と患者さんの安全性を考慮して、全面的に協力してくれているでござる。
あっぱれな心意気でござる。
この後発医薬品に限らず、北星病院では患者さんや地域住民の皆さんのことを一番に考えて、これからも精進していく所存でござる。
ジェネリック医薬品については「広報誌いちばんぼし2016冬・健康コラム」もご参照くだされ。
http://www.hokusei.or.jp/about/ebook/160112/