(2021年8月31日 17:53)(通所リハビリブログ)
みなさんこんにちは!北星病院音楽療法士の青木梨央です。
先日、北星病院3階の入院患者様に対し、音楽療法を実施させていただきましたので、その様子をお伝えします。
今回は、3階のデイルームで数名の患者様に集まっていただき、手指消毒や換気、距離の確保など感染症対策を行いながら実施しました。
ピアノの後ろには、窓越しに緑の木々が広がり、気持ちの良い環境で演奏させていただきました!
まずは、深い呼吸を促すことを目的にピアノに合わせて深呼吸をしました。
そして、1曲目には「浜辺の歌」をオーシャンドラムという波の音が鳴る楽器で演奏しました。
珍しい楽器なので、皆様も興味を示されていた様子です。
楽器を鳴らし、「何の音でしょう?」の問いかけには、「海の音」「波の音」「川の流れる音」などの答えが返ってきました。
癒される波の音でリラックスしながら、音楽に合わせて様々な情景を想像することができたのではないでしょうか。
2曲目は「故郷」の曲に合わせて、グーチョキパー運動をしました。
手先の運動を音楽に合わせて行うことで、頭の体操としても効果があります。
昔聞いた懐かしい曲に合わせることで、皆様笑顔で取り組まれていました。
3曲目は「炭坑節」にあわせて盆踊りの動きを取り入れた体操をしました。
夏の季節感を感じながら、盆踊り気分を味わうことができたのではないでしょうか。
指先まで意識して踊りこなす方もいましたし、身体が不自由な方もリズムにのったり、動かせるところを積極的に動かしながら参加されていました。
最後は皆様ご存じの美空ひばりの名曲、「川の流れのように」を聞いていただきました。
ピアノと一緒にキラキラとした音のツリーチャイムで演奏し、穏やかな雰囲気で終わりました。
終わった後には、患者様から「楽しかった」「またやりたい」といったお言葉をいただき、スタッフも楽しい時間を過ごさせていただきました。
今後は音楽療法を様々な場所で、たくさんの方に提供していきたいと思っていますので、
ご興味のある方は、北星病院音楽療法士の青木までお声掛け下さい(^^)♪
以上、北星病院音楽療法士、青木でした!