北海道千歳市リハビリ病院 外来リハビリ班、朝練で知識・技術向上中 R3.No.12.
(2021年8月18日 14:56)
こんにちは!
北星病院外来リハビリ班です。

朝練です。

テーマは『側弯症(そくわんしょう)』です。
側弯症とは、その名の通り背骨が側弯(側方に曲がっている)
している状態です。

側弯が10°を超えると側弯症となります。
この角度が大きくなると背骨の曲がりの形を矯正するために装具や
手術も必要になる場合があります。

原因となる病気があって側弯症になる場合がありますが
多くの場合は原因不明な側弯症になります。

リハビリでも側弯症は適応となります。
目的としては側弯によって可動域の制限や筋肉の痛みを改善するために
処方されることがあります。

本日は側弯症のための体操を身をもって練習しました。
患者様への指導の為には、まず自分ができる様になることが重要だからです。
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次回も頑張ります。


参考文献
①Kane WJ: Scoliosis prevalence: a call for a statement of terms. Clin Orthop Relat Res ₁₂₆: ₄₃-₄₆, ₁₉₇₇.
②Lee HJ, Seong HD, Bae YH, et al.: Effect of the Schroth method of emphasis of active holding on Cobb's angle in patients with scoliosis: a case report. J Phys Ther Sci ₂₈: ₂₉₇₅-₂₉₇₈, ₂₀₁₆.