11/25 健康教室開催しました

(2021年11月30日 17:55)(外来リハビリブログ)

こんにちは!
北星病院外来リハビリ班です。

11月25日(木)に通所リハビリセンター2Fで
健康教室を開催いたしました。
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『加齢による身体機能の変化について』というテーマで行いました。

総勢22名の参加をいただきました。

今回は理学療法士の加藤が
加齢による運動機能・感覚機能・生理的機能の変化について
講義、体操などの実技を行わせていただきました。

和気あいあいと、ところどころ笑いも起きていました。

ありがたいことに、毎回好評をいただき参加者も回数を追うごとに
増えてきています。

次回は12月23日となっています。
テーマは脊柱管狭窄症、脊椎圧迫骨折に関してです。

よろしくお願いいたします!
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通所リハビリブログ 第76号 健康教室(ひざ痛予防・軽減について)

(2021年11月29日 17:41)(通所リハビリブログ)

みなさんこんにちは!
北星病院通所リハビリ広報部です。
 
あっという間に11月も残りわずかとなり、寒さも一段と厳しくなってきましたね(>_<)
寒くなり、膝などの関節が痛むという方もいらっしゃるかもしれません、、、
11月の健康教室では理学療法士の増田が「膝の痛み~痛みをなくす・予防~」という
テーマで実施いたしましたので、その内容を紹介いたします!
 
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痛みをなくすためには、なぜ痛くなるのか、その原因を知ることが大切!
その原因となるものは、筋力低下や病気、血行不良など、人それぞれだそうです。
なかでも、膝が痛くなる病気として最も多いのが「変形性膝関節症」です!
 
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「変形性膝関節症」は膝関節の軟骨が変形したり、すり減ってしまうことで、関節が変形し
痛みを生じる病気です。治療方法は大きく分けて2種類あり、保存療法と手術療法があります。
手術となると、一定期間の入院やリハビリが必要となってくるため、できるだけ、手術はせずに保存療法で治療をしたいところ、、、
保存療法にも注射や服薬、サポーターなどの使用など様々な方法がありますが
ここでは、今すぐにご自宅にて始められる「運動療法」の方法についてお伝えします!
 
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膝の痛みを軽減するためには、太ももの筋肉を鍛え、正しい姿勢を保つことが効果的とされています!
筋肉を鍛えるトレーニング方法としては、ボールつぶしや、お尻上げなどがあり、
無理のない範囲で1セット10~15回を2、3セット行うのが良いそうです!
 
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また、お尻の筋肉を伸ばすストレッチなども効果があるとされているそうで
いくつか方法をご紹介させていただきました!
どれも座って行うことができるものばかり!!
 
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ご利用者の皆様にも実際に行っていただきました!
皆様、お手本を参考に積極的に行ってくださいました(^^)/
どれもご自宅にあるもので簡単に行えるストレッチになっています!
ぜひ皆様もお試ししてみてはいかがでしょうか!
 
来月もリハビリスタッフによる健康教室を予定しているので
またご紹介させていただきます!
 
以上、北星病院通所リハビリ広報部でした!

北海道千歳市リハビリ病院 外来リハビリ班、朝練で知識・技術向上中 R3.No.23.

(2021年11月26日 17:36)(外来リハビリブログ)

こんにちは!
北星病院外来リハビリ班です。

朝練です。

本日は変わり種で
体幹トレーニングを実際に行いました。

患者様への指導の際も実際に自分がやった経験が
無いと細かいところへの指導は難しくなります。
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上記の運動を90秒×4種類で行ってみました!

次回も頑張ります!
喫煙と障害予防

(2021年11月25日 17:32)(外来リハビリブログ)

こんにちは!
北星病院外来リハビリ班です。

本日の内容は
『喫煙と障害予防』です。

最近はタバコを吸う場所が減ったことや飲み会が
減った影響で喫煙率が減少していると言われてはいますが
まだまだ吸っている人はいます。

タバコは癌などの疾患以外にも、怪我の発生とも関係してきます。

タバコを少なくとも運動の1ヶ月前に吸っていると
怪我の確率が増加すると報告されています。(M Altarac 2000)

更に、1日に吸うたばこの本数が増えると
その本数に比例して怪我の確率が上がると報告されています。

将来、病気にならないためだけではなく
怪我の予防にも禁煙を検討してみてはいかがでしょうか?

引用文献
M Altarac Cigarette smoking and exercise-related injuries among young men and women Am J Prev Med. 2000 Apr;18(3 Suppl)
通所リハビリブログ 第75号 ハロウィンイベント

(2021年11月19日 12:11)(通所リハビリブログ)

みなさんこんにちは!
北星病院通所リハビリ広報部です。
日に日に寒さが増し、千歳の初雪も間近に迫りつつありますね。
秋も名残惜しいところで、、
通所リハビリセンターでは10月末にハロウィンイベントを行いましたので、
ご紹介させていただきます!
 
毎年楽しみにされている利用者様も多いハロウィン!
今年も様々な催し物をご用意しました!
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廊下では「ピタットゴルフ」というゲームを行いました。
「ピタットゴルフ」とは点数を狙ってピタッとゴルフボールを止めるゲームです。
高得点を狙ってボールを止めるのが難しい中、高得点ゾーンに止めた方もいらっしゃり
歓声が上がっていました。
 
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こちらは「モンスターを探せ!!」というゲームです。
リハビリフロアの壁に、モンスターに扮した職員の顔を貼り、1人だけいない職員をあててもらうゲームです。
大小、様々な写真が室内のいたるところに貼っているため、
皆さん悪戦苦闘、協力し合いながら探されていました。
 
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リハビリ室内にフォトブースも設置させていただきました!
担当スタッフや、仲の良い利用者様同士で楽しそうに写真を写されていました。
 
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最後に、今年もやってまいりました!北星過激派団によるビデオ劇!
今年のテーマは「水戸黄門」!!
職員が演じる黄門様御一行や、悪代官に皆さま大笑いされていました。
 
 
20211118通所劇③.JPG
 
毎年ご好評をいただいているハロウィンイベント!
来年も引き続き皆様に楽しんで頂けるように職員も熱を入れていきます!
今年も残り少なくなってきましたが、来月にはクリスマスのイベントも予定しておりましたので、ぜひお楽しみにしてください(^^♪
 
以上、北星病院通所リハビリ広報部でした!

北海道千歳市リハビリ病院 外来リハビリ班、朝練で知識・技術向上中 R3.No.22.

(2021年11月17日 17:54)(外来リハビリブログ)

こんにちは!
北星病院外来リハビリ班です。

朝練です!
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テーマは「頸椎の触診」です。
頸椎由来の症状をきたす人は外来患者様でも
沢山みられます。

特に上肢の痺れや事故後の痛みの方などが
多い印象です。

本日は、頸椎の基本的な触診を練習しました!

次回も頑張ります!
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町内会出張健康教室

(2021年11月17日 09:37)(外来リハビリブログ)

みなさん、こんにちは!
リハビリテーション科の理学療法士の澤野です。

11月10日水曜日に稲穂町内会様で出張健康教室を行ってきました。
今回は理学療法士の坂田が「痛みや転倒を予防するための良い姿勢」についてお話しました。
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要支援や要介護になる原因として、関節疾患や転倒による骨折が挙げられます。これら痛みや転倒のしやすさが姿勢の悪さからも影響していることを説明してくれました。

皆さん、お互いに姿勢をチェックして正しい姿勢と不良姿勢を認識できていたと思います。その後は姿勢修正のための運動を全員で行いました。
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次回の稲穂町内会への出張健康教室は来月12月8日水曜日です。
私たち北星病院リハビリテーション科では各町内会への出張健康教室も行っており、随時受付中です。ご希望される町内会様がございましたら、お気軽にお申し付けください。(現在は感染対策を徹底しています)

ご連絡先:0123-24-1121
北星病院 リハビリテーション科 
健康教室係 澤野純平(サワノジュンペイ)までご連絡下さい。

出張介護予防教室案内.pdf

足の指使えてますか?

(2021年11月15日 17:50)(外来リハビリブログ)

こんにちは!
北星病院外来リハビリ班です。

皆さんは足の指がしっかり使えているでしょうか?

足の指の筋肉がしっかり働いていないと
転倒の原因となったり、扁平足とも関係してきます。
(木藤 2001)

足趾筋力と転倒の関係では
筋力が不足している状態では重心の移動が増加(ふらふらしやすい)
することが報告されています。
特に前後の重心の動揺が増加する傾向にあるようです。
(長谷川 2013)

皆さんは足の指を意識したことはありますか?

以下に、自宅で行える簡単なトレーニングを紹介させていただきますので
ぜひお試しください!
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引用文献
①木藤伸宏 高齢者の転倒予防としての足指トレーニング効果 理学療法学 28(7)313-319 2001
②長谷川正哉 高齢者 にみられる浮き趾と足趾運動機能および姿勢制御 能力について 理学療法の臨床と研究 22,15-19.2013.
訪問リハビリブログ② 『脈圧ってなんだ!?』

(2021年11月12日 16:58)(訪問リハビリブログ)

こんにちは! 北星病院 訪問リハビリの堀です!
訪問リハビリブログでは、定期的に皆様にとって役立つ情報を発信していきたいと考えています。
 
それでは早速、今回のテーマはこちらです。
 
「脈圧ってなんだ!?」
 
「血圧が高くて(低くて)病院に通ってるんだ」「血圧高くないし元気だよ」
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よくある日常での会話ですね。私自身も、普段からよく耳にしている会話です。
 
そこで皆様、最高血圧や最低血圧についてはよく意識されていますが、脈圧という存在をご存知でしょうか?そして脈圧とは何なのか?知って何の役に立つのか?少しご紹介致します。
 
脈圧とは血圧の上下の差のことを指し、算出方法は【最高血圧-最低血圧=脈圧】となります。
例えば、血圧120/70mmHgの方であれば、120-70=50で脈圧は50となります。単純な引き算ですね。
脈圧の適切な値は、一般的に約30~50未満とされています。この数値が著しく正常値と離れている場合は、心機能の低下や、動脈硬化など血管の状態があまり良くない可能性があります。
 
上下の血圧が正常値でも、脈圧が正常とは限らないのです。
 
冒頭の「血圧高くないし元気だよ」という会話について考えてみましょう。
上下の血圧はそれぞれ正常値でも、脈圧は正常値から離れており、体調的には元気でも動脈硬化は進行していた。
気付かないだけで色々な病気のリスクが高い状態となっていた。といった事態もよくあるというお話です。
逆に考えれば、脈圧という存在を知っていれば早めの対処が可能となります。
 
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心機能に対しての運動効果は良く知られている印象がありますが、実は血管機能改善に対しても運動療法が有効です。お薬での治療と合わせて運動を実施することで、より効果が期待できます。また、現在それほど血圧に問題のない場合でも、運動により血管機能を低下させない効果も期待できます。
リハビリは身体機能だけでなく、血圧などについてもしっかりと管理しながら運動を行いますので、お気軽にご相談頂ければ幸いです。
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北星病院 訪問リハビリテーション 相談窓口 0123-29-5035(担当:三上)

北海道千歳市リハビリ病院 外来リハビリ班、朝練で知識・技術向上中 R3.No.21.

(2021年11月11日 16:52)(外来リハビリブログ)

こんにちは!
北星病院外来リハビリ班です。

朝練です!

本日のテーマは『上殿部神経支配の痛み』です。

上殿部神経はお尻の少し上からお尻にかけて走っている神経です。
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全腰痛の中の14%と言われたりもしています。(kuniya 2014)
症状としてはお尻周辺の痛みです。
基本的に症状は腰の動きによって増加します。
長時間の立ちっぱなしや座りっぱなし、歩行などでも増加します。(文献③〜⑥)

リハビリでの内容としては
徒手療法や筋の反復収縮を行う事で,上殿皮神経が分布する殿部(お尻)の皮下組織の滑走性改善や胸腰筋膜の柔軟性改善を
目指します。(石川)

全員で痛みが出る部位の触診や改善するための運動・姿勢のチェックなどを行いました。

次回も頑張ります!

引用文献
①井須豊彦:脊髄外科を志して 30 年―脊髄外科医からのメッセージ.脊髄外科 27:202‒207,2013
②Kuniya H, Aota Y, Kawai T, et al:Prospective study of superior cluneal nerve disorder as a potential cause of low back pain and leg symptoms. J Orthop
 Surg Res 9 139, 2014
③Berthelot JM, Delecrin J, Maugars Y, et al:A potentially under- recognized and treatable cause of chronic back pain:entrap- ment neuropathy of the c
 luneal nerves. J Rheumatol 23: 2179‒2181, 1996
④ Akbas M, Yegin A, Karsli B:Superior cluneal nerve entrapment eight years after decubitus surgery. Pain pract 5:364‒366, 2005
⑤ Aly TA, Tanaka Y, Aizawa T, et al:Medial superior cluneal ner ve entrapment neuropathy in teenagers:A repor t of two cases. Tohoku J Exp Med
 197:229‒231, 2002
⑥ Talu GK, Ozyalçin S, Talu U:Superior cluneal nerve entrap- ment. Reg Anesth Pain Med 25:648‒650, 2000
⑦石川 上殿皮神経に起因する腰臀部痛が疑われた症例に対する理学療法の効果と症状再発に及ぼす因子の検討 Vol.43 Suppl. No.2
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転倒恐怖感について

(2021年11月10日 16:47)(外来リハビリブログ)

こんにちは!
北星病院外来リハビリ班です。

本日のテーマは『転倒恐怖感』です。

これから冬が近づき、外に出ると転びそうで
怖いから外出が減るといった声を毎年、耳にします。

特に北海道は11月〜3月ごろまで雪があって
半年弱ほど外出に制限がかかります。

外出に制限がかかると活動量が制限されて
運動不足による筋力の低下で
冬が明ける頃に転ばれる方も少なくありません。

今回は転倒に対する不安が何によって起こり
どのようにすれば予防・改善できるのか、不安のために活動量が低下し冬の間に弱らないで
転倒リスクを軽減させて要介護状態にならないように、ということを
目的にやっていきます。

そもそもが、身体機能が低下していると転倒恐怖感が増加します。(Keitaro Makino 2021)
また、身体に痛みがある状態でも転倒恐怖感が増加すると言われています。(古賀 2014)

身体機能や痛みは治療が必要であり、スグに改善することは難しいです。

そこで「自己効力感」というものが鍵となってきます。
自己効力感とは
自分がある状況において必要な行動をうまく遂行できると、自分の可能性を認知していること(wikipedia)
とされています。

自己効力感が高い人は運動量も維持・改善されると言われています。(前場 2012)
なので自然と体を動かしやすく、身体機能が低下しにくい状態だということになります。

自己効力感重を上げるために
転倒の恐怖感を克服するためには
家の中のあそこは歩いても大丈夫だ
外の公園は大丈夫だと自分の中で確信することが大事になります。

しかし、思い込みだけで自己効力感を上げるのは難しいので
一つ、一つこれはできるんだということを経験することが重要になります。

具体的には、一度転倒し自信がなくなっている人がいるとします。
いきなり、外を歩いて買い物にいくのは怖いとなっているとします。
その場合は、まず家の中でも簡単な段差の無い居間の中を歩いて大丈夫と確認すること。
次に、家の中の段差があるところを試すこと。
その次に外を歩いてみるなど段階を踏んで自信をつけていくことが必要になります。

本人一人では、段階を踏んで解決していくことも
難しいので周りのご家族や友人の協力も重要となってきます!


引用文献
①Keitaro Makino Prospective Associations of Physical Frailty With Future Falls and Fear of Falling: A 48-Month Cohort Study Phys Ther. 2021 Jun 1;101(6):pzab059. doi: 10.1093/ptj/pzab059
②古賀 高齢骨折患者における転倒恐怖感に影響する要因の検討 日職災医誌,62:23─26,2014
③前場康介,竹中晃二.高齢者における運動セ ルフ・エフィカシーの情報源および運動変容 ステージとの関連.行動医学研究 2012; 18 (1):12-18.
通所リハビリブログ 第74号 健康教室(水分摂取について)

(2021年11月 9日 16:37)(通所リハビリブログ)

みなさんこんにちは!
北星病院通所リハビリ広報部です。
先日行われた、健康教室「あなたは大丈夫?かくれ脱水を予防する水分の取り方」というタイトルで、健康的な水分の取り方について教室を開きました。
 
皆さん、毎日意識的に水分を取ることは出来ていますか?
「ちゃんと飲んでるよ!」とおっしゃる方も、よく聞いてみると一日コップ2~3杯程度しか飲んでいないという人や、コーヒーなどで水分をとってしまっている方もいました。

 
20211109通所高齢者は脱水状態.png
成人の体の約70%、高齢者でも約50%が水分でできていると言われており、
加齢に伴い脱水状態に陥りやすい体に変化していきます。


かくれ脱水症のチェックリストを使って、自分の状態を確認してみましょう。

20211109通所かくれ脱水チェック.png




 
20211109通所一日に必要な水分の量.png
人の体からは、毎日「尿+便から1.6L」「呼吸や汗から0.9L」、合わせて2.5Lの水分が失われています。
それを補うため「体で作られる水分0.3L」の他に、「食事から1L」「飲み水から1.2L」の水分を摂取する必要があるのです!
 
飲み水1.2Lと聞くと、「とても多くて飲めない!」と感じる方も多いと思います。
ですが、これからお伝えする方法を意識していただけると、少しずつ飲めるようになるかもしれません!

 
20211109通所水分補給のタイミング.png
①水分補給のタイミングを決めよう!
コップ一杯180mlだとすると、一日に8回飲めば1.2L以上の水分を摂ることが出来ます。一気に飲むのではなく、こまめに飲むことが大切です。
 

20211109通所オススメの飲み物.png
20211109通所おすすめしない飲み物.png

②飲み物を工夫しよう!
水分補給に効果的な飲み物がいくつかあります。できるだけ、カフェインやアルコールの無い飲み物で水分を摂りましょう。
ジュースは糖分が多いので、たくさん飲むのにはオススメしません。
 
脱水状態が続くと、血液の濃度が高くなって血栓ができやすくなり、脳梗塞や心筋梗塞の発症リスクが高くなってしまいます。
意識的に水分をとり、健康で潤いのある毎日を送りましょう!
 
以上、北星病院通所リハビリ広報部でした!


北星病院 4階療養病棟 アクティビティ 【ハロウィン】

(2021年11月 5日 12:00)()

こんにちは!
4階リハビリチームです☆☆

10月31日は、ハロウィンでしたね(^^)
4階の患者様も、作業活動で、いろいろな作品を作りながら、楽しんでおりました♪
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ある日の4階の朝です!
画用紙とカラーセロハンで作成した「ステンドグラス」です。
太陽の光で、とても綺麗に浮かび上がっていました!

この「ステンドグラス」は、
黒い画用紙に好きな絵を描き
カッターなどで切り抜き
裏からカラーセロハンを貼って
作られています(^^)
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カラーセロハンは、100円ショップなどでも買うことができます!

大人から子供さんまで、作成を楽しむ事ができますが、
子供さんがカッターを使用する場合には、保護者の方と一緒に行って下さいね(^-^)/

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こちらは、毛糸のボンボンを使って作ったマスコット達です!



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こちらは「切り絵」です!
好きな絵を紙に描き、黒い画用紙に重ねて、カッターで切っています。

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「療養病棟」と聞くと、ベッド上で過ごしている患者様が多いようなイメージかも知れませんが、、、

そうでもありません(^^)

このような作業活動を行うことにより、手指のリハビリだけでなく、
「楽しみの獲得」や「認知機能の維持・回復」「意欲の向上」などが見込まれ、


・生活リズムが整う
・食事をしっかりとって栄養状態が改善する
・身体機能の回復に繋がる

などなど、良いこといっぱいに繋がっていきます!

患者様たちが繰り出す手芸の技の数々には、本当に感心します(°∀°)

これからも、作る側も見る側も、楽しめる活動を続けていこうと思います☆

以上、作業療法士 米田(まいた)でした!
北海道千歳市リハビリ病院 外来リハビリ班、朝練で知識・技術向上中 R3.No.20.

(2021年11月 4日 11:54)(外来リハビリブログ)

こんにちは!
北星病院外来リハビリ班です。

朝練です!

本日は腰痛学会にオンラインで参加したスタッフから
伝達講習を行ってもらいました。

最近の腰痛学会での理学療法の研究テーマとしては
丸まってしまった背中(胸椎の後弯)に関しての研究が多い印象とのことでした。

実際、患者様の中で姿勢を観察すると年齢を重ねたり
筋力低下が著しい方は背中が曲がっている人が多いように感じます。

年々、姿勢と動作能力との関係が報告されてきています。
その中でも背中の曲がり具合を簡易的に姿勢を評価・管理できるものがあります。

OWD(occiput-to-wall distance)というものがあります。
壁と頭のスキマが何センチか?というものです。
数字が大きい程、背中が丸まっているということで状態を
管理することができます。

背中が丸まっている基準としては6,5cm以上(ArpassananWiyanad 2018)と言われています。

また、5,5cm以上で転倒不安感(転びそうな不安)や痛み・痺れと関係してくると報告されています。(枡田 2015)

2021104外来 (2).jpeg 2021104外来.jpeg

これからの季節、背中の丸まりは転倒などにも関係してきますので
ご自宅で測ってみて身体の状態を確認してみては
いかがでしょうか?


引用文献
①ArpassananWiyanad Is the occiput-wall distance valid and reliable to determine the presence of thoracic hyperkyphosis? Musculoskeletal Science and
  Practice Volume 38, December 2018, Pages 63-68
②枡田 高齢者の介護予防に有用な簡易姿勢評価法の検討 2015;65:141~147
R3.10.28.転倒予防教室開催!

(2021年11月 2日 08:09)(外来リハビリブログ)

こんにちは!
北星病院外来リハビリ班です。

10月28日に転倒予防教室を行いました。
お忙しい中、合計17名のご参加を頂きました。
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様々な年齢、立場の方が参加されていて
冬に向けて転倒予防への関心が高まっていることを実感しました。

参加者の中でも、ここ1年間の間で転倒したことがある方は
5名ほどいました。

教室の内容として
姿勢のチェック、ねこ背と転倒の関係性や
筋力のチェックを全員で行いました。
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その後に筋力をアップするための運動を
数種類紹介し体験してもらいました。

転倒予防に特殊な運動はなく、
筋力強化のルール(回数や頻度)をいかに守って継続していくことが重要なのか
をお話しさせていただきました。


次回の健康教室は11月25日になります。
電話での予約制(0123-24-1121)になりますので
ご興味のある方はお待ちしております!