かわせみ指定居宅介護支援事業所ブログ 8号
(2023年12月 7日 15:07)
かわせみ事業所の松本です。
 
いよいよ冬の到来ですね。
今年の夏は例年になく暑かったので、冬が来ないのでは…?と思っていましたが、しっかり寒くなるものですね。
せめて積雪が少ないといいなと思っています。
今回のテーマは「ヒートショックについて」です。
 
〇「ヒートショック」って何?
気温の変化によって血圧が上下し、心臓や血管の疾患が起こることをヒートショックといいます。
その結果、脳内出血や心筋梗塞、脳梗塞、大動脈解離などを引き起こす恐れがあります。
 
〇どんなときに起こりやすい?
ヒートショックは暖房の効いた部屋から寒い脱衣場や浴槽に入るときなどに起こりやすく、特に10℃以上の温度差があると危険といわれています。
トイレなども温度差があると危険なため注意が必要です。
 
〇どんなことに気をつけると良い?
血圧の変動を引き起こさないよう、できるだけ温度差をなくすることが大切です。
家の中でも寒い場所は事前に温めておくことも必要ですが、長湯やお湯の温度を適温にする、などお風呂の入り方にも注意すると良いでしょう。
高血圧や心疾患、糖尿病など持病を抱えているご家族がいる場合は、入浴中に浴室で倒れていないか、ときどき様子を見ていただきたいと思います。
 heat_shock_roujin.png
 
11~2月頃がヒートショックの起こりやすい時期といわれています。
特に持病のある高齢者の方は影響を受けやすいため、気を付けてお過ごしください。
睡眠、栄養など基本的な健康管理も大事にしながら、寒い冬を乗り切りましょう!