食事と調理で笑顔に元気に! 北海道千歳市のリハビリ病院
(2017年7月13日 12:12)
ごきげんよう。
ホクざえもんでござる。


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できないと諦めていたことができるようになると、人はかくも変わるものなのでござるな。
この患者さんは発症間もない頃はだんなさんに「私がやるからいいよ」(やさしいでござる)と言われて、「もう私はできないんだ。私の料理を美味しいと食べてくれる人はいないんだ」と諦めていたそうでござる。

北星病院に入院中は、回復期リハビリ病棟で懸命にリハビリし、看護師や介護職員、担当リハビリ職員、管理栄養士などが共同で介入していました。
「何とか在宅生活に戻ってからも楽しく暮らしてほしい」そんな思いがあったでござる。

不全片麻痺があっても工夫次第で誰かのためにお料理もできるし、美味しいって言ってもらえる。
先日お伝えした「うめ子グッズ」もその一環でござった。
指導というより、患者さんと一緒に悩み、一緒に考えて作り上げた取り組みは先日お伝えした通りでござるが、今回は娘さんのためにクレープも作ったでござるよ。


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片手でもハサミも使えるし、卵も割れるでござる。
美味しいと言って笑顔で食べてくれるのを想像すると嬉しいでござる。


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楽しくて仕方ないでござるな。
作っている自分も美味しそうで、食べてくれるところを想像するだけで口元が緩むでござる。


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この笑顔を見ると「まだまだ、たくさんの患者さんを笑顔にするぞ!」ってやる気が湧いてくるでござるな。患者さんが良くなれば卒業してしまい、寂しいこともあるでござる。しかし、拙者たちの任務は患者さんに元気になってもらうこと、楽しく暮らしてもらうことでござる。

たくさんの患者さんたちを元気に笑顔にするために、まだまだ精進するでござる!