北海道千歳市リハビリ病院 外来リハビリ班、朝練で知識・技術向上中⑨ 肩関節脱臼
(2020年9月24日 10:13)
こんにちは!
北星病院外来リハビリ班です。

朝練の様子をお届けします。
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本日は肩関節脱臼整復後の可動域制限です。

脱臼後整復(脱臼した関節をはめ直す)をしても、筋肉や靭帯が損傷していると
中々痛みが減らなかったり肩が上がらなかったりします。

肩関節脱臼の治療は、はじめは患部を装具などで固定する事により安静を保ちますが、
固定が終わった後は弱くなった筋肉を鍛えたり、動きにくくなった肩関節周辺の筋膜などの
動きを取り戻すリハビリが必要になります。

正しく治療の手順を踏まないと、脱臼が癖になったり、思うように肩や腕が動かせない
後遺症が残る場合があり、注意が必要です。



今回の朝練では、痛みの確認方法や所見の確認を職員間で行いました。

朝練は毎週1回、職員1人が担当患者の状態を説明して具体的にどう考えてどうリハビリしているのかを共有しています。
それによって自分の担当患者以外の知識も深まり経験を積み重ねることができます。
また、方針の確認を全体で行うことで見落とし無くリハビリを進めることができます。


次回も頑張ります!