北海道千歳市リハビリ病院 外来リハビリ班、朝練で知識・技術向上中 R3.No.5. 〜オスグッド病〜
(2021年5月 7日 14:00)
こんにちは!
北星病院外来リハビリ班です。

朝練です。
今日のテーマは成長期に見られる
『オスグッド病』です。

子供の頃に身長が急激に伸びて膝が痛くなった人などは聞いたことがあるかもしれません。

どんな疾病かというと…
脛骨(スネの骨)の脛骨粗面(けいこつそめん)という場所が
筋肉に引っ張られることで痛みや腫れなどの症状が出るものです。
(画像を参考ください)
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一般的には10~15歳くらいの成長期の子供に起こります。

受診時の流れとしては医師の問診やレントゲンなどの画像診断後に
必要であればリハビリの処方がでます。
リハビリでは痛みを感じる場所に負担が集中しないように
実際に痛みが出る動作のチェックを行い、動作の指導や
ストレッチの指導、今後の自己管理の方法などを提案させていただきます。

基本的に自己管理が重要になってきます。
例として自宅でのストレッチを紹介いたします。
予防としても膝の大腿四頭筋と言われる前側の筋肉の柔軟性は必要となってきます。(中瀬)
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引用文献
中瀬順介 超音波検査を用いたオスグッド・シュラッター病危険因子の検討