北海道千歳市リハビリ病院 外来リハビリ班、朝練で知識・技術向上中19
(2020年12月 8日 10:07)
こんにちは!
北星病院外来リハビリ班です!

本日は腰部脊柱管狭窄症についてです。

脊柱管狭窄症とは、加齢に伴い、椎間板が薄くなることや
背骨の変形が進むことで脊柱管という神経を囲んでいる管が狭窄する疾患のことを言います。


主な症状は間欠性破行といい、長時間歩くと下肢に痺れや痛みが出現し、
休むと回復するといった特徴があります。

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また、背中を反ったりすると脊柱管内の神経や血管が狭窄されますので、
下肢へ痺れや痛みを伴ってきます。


一方で下肢への痺れや痛みは腰部以外の影響も多々あります。

本日の朝練では腰部からの神経症状の影響とその他の影響の
鑑別方法や治療方法の練習を行いました。



実際のリハビリでも医師の指示の下で丁寧に原因を探し出し、
患者様へわかりやすい説明をしたのち、運動療法に移行します。


もし、歩いたり立ったりしていると、下肢へ痺れや痛みが出る方がおりましたら、
是非一度ご相談下さい。


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