腰痛と肥満度の関係
(2022年9月26日 17:11)
こんにちは!
北星病院外来リハビリ班です。

食欲の秋で食べすぎて体重が増加してる人はいませんか?
体重の増加は腰痛の発症と関係していると言われています。

具体的な例としてはBMI が 4 年間で 5%ずつ増加すると、腰痛の発症リスクが 11%高くなることがわかりました
つまり体重が増加することが腰痛の発症リスクになりうるというこ
とです。

逆にBMIが減少することで腰痛の発症リスクが低下することも報
告されていますので
予防的な観点から考えて見ても、少し太ってしまったなという方は
減量を考えて見ても良いかと思います。

減量に関しては下記も参考にして見てください。

ダイエット方法の検討 https://www.hokusei.or.jp/hoku
man/2022/09/post-437.html
タンパク質に関して https://www.hokusei.or.jp/hokuman/2022/09/post-436.html
縄跳びでのカロリー消費 https://www.hokusei.or.jp/hokuman/2022/08/post-433.html
カロリー制限のお話 https://www.hokusei.or.jp/hokuman/2022/07/post-426.html


※Body Mass Index(ボディ マス インデックス)
肥満度を表す指標として国際的に用いられている体格指数で、[体
重(kg)]÷[身長(m)の2乗]で求められます。
18.5未満が「低体重(やせ)」、18.5以上25未満が「普
通体重」、25以上が「肥満」(日本肥満学会)



参考文献
①Ikeda T, Cooray U, Suzuki Y, Kinugawa A, Murakami M, Osaka K. Changes
in body mass indexon the risk of back pain: Estimating the impacts of
weight gain and loss. The Journal ofGerontology: Series A. 2022.