かわせみ指定居宅介護支援事業所ブログ 16号
(2025年10月24日 14:41)
かわせみ事業所の高波です。
                          
今年も残り2ヶ月となってしまいました。
久しぶりのブログとなり申し訳ありません。
寒い季節となりますので、感染症に気をつけましょう。
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千歳市で安心して暮らすために ― 居宅介護支援とSOSネットワーク
近年、高齢者の単身世帯が増加し、「もしもの時、誰が気づいてくれるのか」という不安の声をよく耳にします。千歳市では、高齢者の方や認知症の方が安心して暮らせる地域づくりを目指して、さまざまな取り組みが行われています。
その中でも注目されているのが、「居宅介護支援」と「SOSネットワーク」です。


居宅介護支援とは?
介護が必要になっても、できるだけ自宅で自分らしく過ごしたい――
そんな思いを支えるのが、居宅介護支援です。
介護支援専門員(ケアマネージャー)が中心となり、
利用者さんの状態や希望に合わせて介護サービスの計画(ケアプラン)を作成し、
訪問介護やデイサービス、福祉用具など、さまざまな事業所と連携します。


なぜ今「SOSネットワーク」が大切なのか
高齢化が進み、独居や老々介護が増えている現状です。
緊急時やトラブル発生時、すぐに支援につながる仕組みが求められています。

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SOSネットワークってなに?
千歳市のSOSネットワークは、認知症などで行方不明になった方を
地域ぐるみで早期発見・保護するための仕組みです。
事前に登録しておくと、行方不明時に警察・市役所・地域住民が協力して素早く情報を共有し、捜索につなげます。
地域全体で見守ることで、「もしもの時」も安心です。


ケアマネと地域がつながる安心の輪
ケアマネージャーは、利用者や家族の身近な相談役。
SOSネットワークへの登録を勧めたり、緊急時の連絡体制を整えることで、
より安全に在宅生活を続けることができます。


千歳市ではGPS機器購入費等助成事業があります。
認知症高齢者等を介護する家族などのGPS機器購入(レンタル)費を助成(上限額1万円)しています。
助成を受けるためには、以下の要件を満たす必要があります。
・千歳市社会福祉協議会の千歳地域SOSネットワーク事業に登録していること。
・満40歳以上であること。
・現に千歳市内に居住し、在宅で生活していること。


さいごに
千歳市では、「一人をみんなで支える」地域づくりが進んでいます。
もしご家族の見守りや介護で不安を感じたら、
お近くの居宅介護支援事業所地域包括支援センターにご相談ください。