医療法人社団 いずみ会 北星病院 訪問リハビリだより

(2022年5月16日 16:40)(訪問リハビリブログ)

皆さんこんにちは。訪問リハビリの堀です。
コロナウイルスや世界情勢など色々と大変なご時世ですが、今年も春がやってきましたね。北星病院訪問リハビリスタッフが、今回も皆様に役立つ情報をお届けいたします。
 
今回のお話は、『筋肉ってすぐ落ちる?それ戻せるの?』です。
 
「運動してないから筋肉落ちちゃって。」「筋肉落ちたから頑張って戻さないと!」
コロナ禍になってから、今まで以上にこんなお話をよく聞くようになった方も多いのではないでしょうか?今回は、これについて少し詳しくお知らせ致します。では、さっそく・・・





 
A:すぐに落ちてきます。改善には約3倍の時間がかかります。
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筋肉の落ちる速さ、戻るまでの時間については個人差もありますが、簡単な目安として2週間動かなければ、元に戻るまでには頑張って運動を毎日行って、最低6週間以上かかります。
実際はもっと複雑に要因が絡み合いズレが生じますが、まずは
動かなかった期間の3倍かかる!と覚えてみて下さい。
 
動きが少ない期間が長期化すればするほど、改善には想像以上に努力と時間がかかります。
さらに・・・
若年層では元通りまでの改善が出来るケースがほとんどですが、高齢者においてはその限りではない事も報告されています。
ご存じの通り、筋力低下は転倒にも直結しますし、生活上での動きにくさにも大きく関わるものですから、まずは筋力を低下させない予防的運動が大切です。
既に落ちてしまっている場合も、運動の開始が早いほど影響は少なくて済む!という事になります。

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ご自分で運動が難しい方には、訪問リハビリもおススメです。
目的に合わせた短期間の訪問リハビリも可能ですので、心配な期間のみのご利用や、目標が達成出来たらご卒業、といったご利用も可能です。
お身体の状況を評価し、利用者様お一人お一人の生活を考えながら最適な運動プログラムを計画致します。ご相談お待ちしております。
 
<お問い合わせ先> 北星病院 通所リハビリセンター 
訪問リハビリTEL:0123-29-5035


北海道千歳市リハビリ病院 外来リハビリ班、朝練で知識・技術向上中 R4.No.3.

(2022年5月 7日 12:37)(外来リハビリブログ)

こんにちは!
北星病院外来リハビリ班です。

本日は朝練です!

腰・骨盤の基本的な触診と前屈や後屈した際の骨盤の動きを練習しました。
最近は新人も練習に参加してにぎやかになってきました。

次回も頑張ります!


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通所リハビリブログ 第92号

(2022年5月 7日 12:26)(通所リハビリブログ)

 みなさんこんにちは!
北星病院通所リハビリ広報部です!
 
春めいた陽気になり少しずつ桜も咲き始めてきましたね。
通所リハビリセンターでもお花見レクを行いましたのでご紹介します!

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センター内ではしだれ桜の木を作成しました。
この桜の木は、利用者様に手作業のお手伝いをしていただき、完成したものです。
桜の花ひとつひとつをお花紙で切り、紐に通すという根気のいる作業です。
皆様楽しみながらも一生懸命お手伝いして下さいました!

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また、センター内の壁には全国の桜の名所の写真とその名所にまつわる話やクイズがあり、歩きながら見て楽しんでいただいています!

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レクリエーションでは、うちわで桜の花びらをすくう『桜すくいゲーム』を行いました!
お花紙で作られた花びらのため、飛んでしまう花びらに悪戦苦闘しながら、同じテーブルの方々と協力して取り組んでいました!
 
なかなか感染者数が減少せず、今年もお花見を控えられた方もいらっしゃるかもしれません。
センターではご利用者様に楽しみながら運動していただけるように、感染対策を行いながら、季節を感じることができるイベントを行っています!
今月からは園芸活動なども始まる予定となっていますのでまたご紹介させていただきます(^^♪
 
現在も体験利用や新規利用を受け付けしていますので
ご興味がある方がいらっしゃいましたらお気軽にご連絡ください!
 
(TEL:0123‐29‐5035 相談員 濱田)

 


北星病院 4階療養病棟 【写真展】

(2022年5月 7日 09:29)()

こんにちはー!
4階リハビリチームです(^-^)
 
今回は、4階デイルームに飾ってあります、小さな写真展と、カメラマンのスタッフをご紹介させて頂きます!

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4階リハビリチームには、北海道の可愛い小動物や、迫力のあるタンチョウ鶴をカメラに収めているスタッフがおります!
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理学療法士
田中 隆晟 (たなか りゅうせい)
 
趣味:カメラ、ディズニー好き

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「ナキウサギ」や「エゾモモンガ」など、なかなか出逢うことのできない動物たちも紹介しています。

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写真の裏には、撮影時の様子も書かれています!
患者様の想像も広がりますね\(^-^)/

私たち療養病棟リハビリチームは、季節を意識したイベントや、外の環境の情報など、日々変化や楽しみを少しでも感じる事ができるよう、各スタッフが取り組んでいます!
 
今後も、理学療法士 田中が撮影する春夏の作品を、患者様もスタッフも楽しみにしています(^^)
 
以上、作業療法士 米田でした!
GWに身体の事に目を向けてみましょう!

(2022年4月28日 16:34)(外来リハビリブログ)

こんにちは!
北星病院外来リハビリ班です。

いよいよ連休に入りますね。

連休では太りやすくなることが研究でも報告されていますので気を付けましょう!
↓(過去記事です)
ホクマンブログ | 北海道千歳市リハビリ病院 北星病院 (hokusei.or.jp)

おいしい物を食べて楽しむのも大事ですが、一度体重が増えてしまうと
中々、元に戻るのが難しいと思います。

また、GW中は天気予報でもあまり天気が良くないと言われています。
なので、おうちで座っている時間が増えることも予想されます。

WHO(世界保健機構)では運動量に関しての目安を出しています。
成人であれば週に中等度の150~300分の中等度の有酸素運動と
週に2回程度の全身の筋群を使用した筋トレをすることを推奨しています。
(ちなみに全身の筋群を使うにはベンチプレスやスクワットの様な複数の筋肉を動員するものを指します)

中等度の運動強度とは最大心拍数を使用して管理します。
簡易的に「220- 年齢」×50~60%で計算します。

なので例としては、「220- 30歳」×50%=95拍となります。
心拍数を95拍に維持したままのランニングやエアロバイクでの有酸素運動になります。

年齢ごとに健康を維持するための運動量が載っていますので参考にしてみてください。

WHO身体活動・座位行動ガイドライン

WHO2020JPN.pdf (umin.jp)