かわせみ指定居宅介護支援事業所ブログ 第1号

(2022年6月 3日 14:28)(かわせみ)

はじめまして!
かわせみ事業所の高波です。
事業所には、私たち2名のケアマネジャーが在籍しています。

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事業所の紹介
指定居宅介護支援事業所とは、介護全般のご相談に応じケアプラン作成を行うケアマネジャーの事務所です。
介護保険のサービスが利用できるよう、ケアマネジャーが自宅に訪問し介護保険のサービスが利用できるようお手伝いします。
 
例えば・・・

家でゴロゴロ寝てばかり。身体が弱らないかなぁ ブログ1.png
・家の中は段差がいっぱい。転んで怪我しないかなぁ
・物忘れがあり困っている
・老々介護で疲れてしまう
・仕事と介護を両立させたい
・コロナで面会ができず会えず心残り。最後は家で過ごさせてあげたい
・退院してきたけど元気がないなぁ

・・・等々、心配ごとや悩み事をご本人、ご家族と一緒に考えていきます
介護保険のこと!
介護保険サービスのこと!色々ご説明します。
ご本人、ご家族のお話を伺いながら、住み慣れた家で暮らしていけるようお手伝いします。
 
ひとりで悩んで困っていませんか?
小さなことでも良いので・・・ご相談ください
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細々ではありますが
事例紹介や介護保険ミニ情報など!!!
みなさんに発信していきたいと思います。
宜しくお願いします。
 
 
 
 
 

ミニ情報
熱中症は、予防が大事!
「3密」を避けながら十分な対策を・・・
暑さを避け、こまめな水分・塩分・スポーツドリンクなど補給しましよう。
毎年7月~8月に多く発生!
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熱中症の症状として・・・
めまい・冷や汗・手足のけいれん・倦怠感・こむら返り・意識障害など。
 
熱中症かも?と感じたら、経口補水液が(OS-1など)お勧め。
一般的なスポーツドリンクは、汗をかく場面の水分補給にお勧め。
スポーツドリンクは、糖質の摂りすぎに繋がるので飲みすぎに注意が必要です。
 
気温、湿度の高い中でマスクをすると熱中症のリスクが高くなります。
屋外で人と十分な距離(2m以上)が確保できる場合は、マスクをはずしましょう。
マスクをしている時は、負荷のかかる作業や運動を避け、周囲の人との距離を十分にとったうえで、適宜マスクを外して休憩を!!
 
汗でナトリウム、カリウム、マグネシウム、亜鉛、鉄等が失われます。
中でもカリウムは失われる量が多く、食べ物から補給する必要があります。
 
 
先日、テレビで紹介されていました。   
キウイ+塩も効果的!!!キウイ1個に塩約0.5g。 
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キウイには、カリウム、マグネシウムなどミネナルが含まれているそうです。
塩をプラスで効果発揮。お好みでヨーグルトに添えてもOK。
 
 
十分な睡眠と栄養と水分をしっかりとり、体調を整えておくことが大切です。
今年の夏も元気に乗り切りましょう。
 


ストレッチの基本

(2022年6月 2日 15:47)(外来リハビリブログ)

こんにちは!
北星病院外来リハビリ班です。
 
本日はストレッチの基本を紹介します。
 
よくTVなどでストレッチ方法を見た患者様から
どのくらいの時間で、どのくらいの強さでやった方が
柔らかくなるのか?効果が出やすいのか?という質問を
いただく事があるのでまとめてみました。
 
強さとしては強い程効率が良い(柔らかくなりやすい)と言われています。
目安としてはストレッチで脚を伸ばし始めて、つっぱりや重たさを感じるポイントがあると思います。
そのポイントよりも、少し伸ばす状態がより効率の良いポイントになります。
 
一回の時間としては、上記の負荷で実施するとすれば
60秒がおすすめです。
少し負荷を落として実施するとすれば120~180秒ほどがおすすめです。
 
とりあえずの目標としてどれくらいの期間続ければ?というところでは
継続していく中で効果が出るラインとして、(週4回、4週間実施した研究では)2週目以降になってくると報告されています。(平賀 2018)
 
 
方法やちょっとした姿勢で伸ばしたいところが伸びなかったり
することもありますので、疑問等があれば是非相談ください。
 
地道に行っていく事で身体が徐々に変わってきます。
一緒に頑張りましょう!
 
 
 
参考文献
①Masatoshi Nakamura Static stretching duration needed to decrease passive stiffness of hamstring muscle-tendon unit  The Journal of Physical Fitnes ...8 巻 (2019) 3 号
 
②Matsuo, Shingo Acute Effects of Different Stretching Durations on Passive Torque, Mobility, and Isometric Muscle Force Journal of Strength and Conditioning Research: December 2013 - Volume 27 - Issue 12 - p 3367-3376
 
③平賀 ストレッチの長期的効果の出現時期 2018
 
④Kosuke Takeuchi Association between static stretching load and changes in the flexibility of the hamstrings Scientific Reports 
volume 11, Article number: 21778 (2021)
筋トレ中の呼吸に関して

(2022年6月 2日 13:44)(外来リハビリブログ)

こんにちは!
北星病院外来リハビリ班です。
 
皆さんはジムや家で筋トレをするときに
呼吸は意識していますか?
 
呼吸によってお腹の中の圧力をコントロールする事で
体幹が安定し腕や脚の運動が行いやすくなったりうまくいかなくなったりする事があります。
 
実際、研究によって吸った状態、吐いた状態によって力の入り方にも
差が出てくると言われています。
 
バーベルを持ってスクワットをする際に
息を吐き切ってから止めて行うよりも息を大きく吸ってから止めた状態の方が
体幹が安定し一部の筋肉に力が入りやすくなる事が
報告されています。(Tayashiki, K 2021)
 
特にお尻の筋肉を使うときには息を吸った状態で
止めて行う方が良さそうです。
 
個人的には
バーベルを持った筋トレなど重い負荷の場合は
上記のように息を吸った状態で止めて行うのが
やりやすいのではないかと思います。
 
自重トレーニングの場合は
身体を反らすような運動(背筋)→息を吸いながら
身体を曲げるような運動(腹筋)→息を吐きながら
行う方が呼吸時の肋骨などの動きを加味すると自然に身体を使えるのではないかと思います。
(個人の感想です。)
 
皆さんのトレーニングの一助になれば幸いです!
 
引用文献
①Tayashiki, K, Kanehisa, H, and Miyamoto, N. Does Intra-abdominal Pressure Have a Causal Effect on Muscle Strength of Hip and Knee Joints J strength Cond Res 35: 41–46, 2021.
睡眠不足のダイエットへの影響

(2022年6月 2日 13:41)(外来リハビリブログ)

こんにちは!
北星病院外来リハビリ班です。
 
 
北海道も徐々に気温が上がってきて夏の気配がしてきましたね。
 
皆さんの中には夏に向けてダイエットしている人もいるのではないでしょうか?
本日の内容はダイエットに関してです。
 
ダイエットの基本は食事の見直しと運動です。
そして睡眠です!
 
睡眠不足の状態ではダイエットの効率が悪くなってしまう場合があります。
 
睡眠時間が8.5時間の場合と5.5時間の場合で
摂取カロリーなどは同じにして比較した研究では8.5時間睡眠の方が
脂肪の減少量が多かったと報告されています。(Arlet V. Nedeltcheva.2011.)
また、脂肪ではなく体重で見た場合では大きな差はなかったことから
短い睡眠では脂肪以外のものが減ってしまった事が予測されます。

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このことからも、せっかく食事制限などでカロリー制限を行っても
脂肪以外の体重が減ってしまうことでリバウンドしやすくなってしまうことも考えられますので
普段から睡眠時間を確保していくこともダイエットには重要な要素になってきます。
 
是非、自分の身体のために睡眠に関しても気をつけてみてはいかがでしょうか?
 
 
引用文献
①Arlet V. Nedeltcheva.nsufficient sleep undermines dietary efforts to reduce adiposity.Ann Intern Med. Author manuscript; available in PMC 2011 Apr 5
通所リハビリブログ 第94号 通所リハ開業10周年!

(2022年6月 1日 16:22)(通所リハビリブログ)

みなさんこんにちは!
北星病院通所リハビリ センター長の泉です。
 
北星病院通所リハビリテーションは、令和4年6月1日をもちまして、開業10周年を迎えることができました。
これもひとえに、皆様のご厚意、ご支援の賜物と感謝しております。
 
今回は、感謝の気持ちをお伝えするとともに、この10年の軌跡を少し振り返ってみたいと思います。
 
平成24年6月1日
北星病院リハビリテーション室の一角で、通所リハビリテーションは(細々と)始まりました!
その数カ月前…
当時の課長(現部長)から『短時間の通所リハビリを立ち上げよう!』と言われ、私も含め、まだ経験4~5年目のスタッフのみで立ち上げることになり、わけもわからず困惑したことを覚えています。
『函館に出張に行って○○病院の通所リハビリを見学して学んでくるように!』と言われ、3人のスタッフで意気揚々と函館旅行(ではなく出張)に行きました。
そこで2日間みっちり体験させてもらい、元気にリハビリに来る利用者様を見ているうちに、『私達も、利用者様が楽しく通って元気になれる通所リハビリを作りたい!』という思いが強くなりました。その夜、通所リハビリの展望について、3人でイカを食べながら夢を語り合いました…
 
運営方針は、「出かける時には『わくわく』と、お帰りの時には『いきいき』と」に決め、
3人で毎日介護保険の勉強や必要な書類作りに追われ、ようやく6月1日に無事開業に繋げることができました。
 
翌年、平成25年11月には、北星病院の隣に通所リハビリセンターが建ち、少しずつ利用者様や職員も増えていきました。
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最初はとにかくリハビリの事のみを考えていましたが、徐々に、『3時間の滞在時間をどのように楽しんでいただくか』、『どのようにご利用者様の生活を豊かにしていけるか』、に目を向けていくようになり、様々なことを勉強し、話し合ってきました。
 
リハビリのやり方、レクリエーションの形、様々な行事や取り組みを考えていき、毎年新しいことにチャレンジしてきた10年だったと思います。
時にはハロウィン祭に全員仮装してお祭りをやったり、お正月に紅白歌合戦をやったこともありました。(やりすぎ…?)

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ただ黙々とリハビリをするのではなく、楽しくリハビリを続けていけるそんな通所リハビリセンターにしたいという思いで、今でも新しいアイデアを考えながら奮闘しています。
 
最初は16名の利用者様から始まった通所リハビリでしたが、現在は約200名の利用者様にご利用いただき、送迎車5台を毎日走らせながら20名の職員が日々楽しくリハビリを提供させていただいています。

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この10年間の中で、たくさんの出会いと別れがあり、亡くなられた方もいらっしゃいましたが、今でもご利用いただいていた時のたくさんの笑顔を思い出します。ご利用者様から学ばせてもらうことが本当にたくさんあり、様々な経験をさせてもらいました。
 
ご利用いただいていた利用者様や現在も通っていただいている利用者様、その家族の皆様、サービス関係者の皆様には、この場をかりまして、改めて、心より感謝申し上げます。
次は、20周年を目指して、今後も慢心することなく、皆様により一層ご満足いただけますよう、職員一同、真心をこめたサービスを提供し続けたいと思います。
 
現在も体験利用や新規利用を受け付けしていますので
ご興味がある方がいらっしゃいましたらお気軽にご連絡ください。
 
今後とも北星病院通所リハビリセンターを、よろしくお願いします。
 
(問い合わせ先 TEL:0123‐29‐5035 相談員 濱田)