北海道千歳市 リハビリ病院 リハビリ機器紹介④

(2020年6月26日 15:18)(外来リハビリブログ)

こんにちは!

外来リハビリチームです。
本日の機器紹介は第4弾として
自主トレの強い味方!
ストレッチベンチ、ツイストチェア、フレックスチェアです。

ストレッチベンチ
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ストレッチベンチの目的は見た目の通りストレッチです。

ですが普通のストレッチと違うことは骨盤です!普段私たちが歩いたり立ち上がったりするときは、
骨盤がしっかりと前に傾いています。ですが腰痛がある人や太ももの裏が極端に固い人は骨盤が後ろに傾いてしまいます。


このストレッチベンチではそれらのことを改善する為に骨盤を前に傾けたままストレッチします。


ツイストチェア
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ツイストチェアの目的は胸椎です。胸椎とは腰骨の上にある胸の裏の背骨の名前です。

このツイストチェアを使用すれば腰に負担をかけずに身体を捻る運動が可能となり

身体を反ったり前に屈みやすくなる効果が報告されています。

フレックスベンチ
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フレックスベンチの目的もストレッチベンチと似ているのですが、より動きの中で骨盤を前に傾けたり捻ったりする練習ができます。
なので順番的にはストレッチ→フレックスベンチがオススメです!


患者様にセルフトレーニングとして行って頂くことで少しの待ち時間も無駄にしないように心掛けています。
また、自分で身体を動かして良くするという意識が患者様のセルフコントロールに繋がっていきますので症状改善のためには重要になります。
北海道千歳市 リハビリ病院 リハビリ機器紹介③

(2020年6月25日 11:01)(外来リハビリブログ)

こんにちは!

外来リハビリチームです。
本日の機器紹介は第3弾として
エアロバイクとニューステップとなります!

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画像上がエアロバイク、下がニューステップになります。
ニューステップはエアロバイクに乗ることが難しい方でも
椅子が低い位置にあるので安心して乗り移りすることが可能となっています。


有酸素運動を患者様にして頂く理由としては
1.減量(体重を落とす)
2.慢性的な痛みの改善に向けて
を目的に実施することがあります。

1に関してはイメージしやすいと思いますが体重が重すぎると腰や膝などの関節に負担が増えて変形や痛みに繋がることがあります。

2に関しては慢性的な痛みに対して1回20分、週に2,3回、2〜3週間継続すると慢性的な疼痛が減少していくと言われています。

皆さんの普段のウォーキングやランニングをやられる場合も20分程度行って頂くことをオススメします!


次回は機器紹介④となります。

参考文献
身体運動による疼痛緩和の神経メカニズムの解明と慢性痛に対する運動療法の開発
松原貴子 KAKEN 2017年度研究成果報告書

北海道千歳市 リハビリ病院 リハビリ機器紹介②

(2020年6月24日 18:20)(外来リハビリブログ)

こんにちは!

外来リハビリチームです。
本日は機器紹介第2弾として
In Body(インボディ)を紹介させて頂きます。
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簡単に言うと体組成計です。

巷では健康志向が高まり運動している人が増えているのでスポーツジム等で
実際に使ったことがある人もいると思います。


医療として病院で測る目的としては体重や体脂肪も重要な要素ですが
%MVという値を重要視しています。

%MVとは身体にどの位の筋肉があるか?という指標になります。

それによって自分はどの程度まで筋力が出せるか?今は限界まで出せているのか?ということを

機器紹介①で紹介したCOMBITと合わせて評価していきます。

以下、図に示します。
2020624インボディ.jpeg

自分の筋肉量に対して理論上はここまで力が出せる!ということがわかります。
自分の筋肉量に対するマックスまで筋力が出せない人は何らかの原因で出したいけど出せないということになります。
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リハビリとしては筋力が頭打ちなのか、まだまだ伸びる見込みがあるかがわかりますので、
患者様からの理解が得られやすいです。


筋力が頭打ちの方はごく少数で、身体が硬かったり上手く身体が使えないことで全力を発揮できない方が多い印象です。




次回は機器紹介③となります。
北海道千歳市 リハビリ病院 リハビリ機器紹介

(2020年6月24日 17:18)(外来リハビリブログ)

こんにちは!

外来リハビリチームです。
本日は機器紹介第1弾として
COMBITを紹介します。
コンビットと読みます。
COMBITは筋力測定器です。

リハビリをして自宅でも運動してどれくらい筋力が増強されたか客観的に判断するために
定期的に測定を行います。


測定されたものは体重支持指数というもので表されるのですが簡単に説明すると
自分の体重をどれくらい支えられているかとうということになります。
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WBI80で日常生活を送る上で関節に負担がかかりにくく障害が発生しづらいと言われています。
リハビリをしていく上でも1つの目標となります。

ちなみに画像の理学療法士 坂田君はWBI100を超えています!
20200624外来リハコンビット2.jpeg

次に機器が無い場合でも自宅内で簡易的に測定する方法があります。
両手を胸の前で組んで片足で立ち上がります。自宅で行う上では転倒に注意して行ってください。
以下、図に示します。
20200624外来リハコンビット3.jpeg

片足で立ち上がれたら成功です!
実際にやってみるとなかなか難しいです。
WBI80以下の人は関節の痛みが出やすい可能性があります。
筋力が不足していたり体重が重い人は要注意ですね!


次回は機器紹介②になります。


参考文献
立ち上がりテストと体重支持指数(WBI)の関係
:専門リハビリ 第2巻 34〜37頁 2003年
北海道千歳市 リハビリ病院 外来リハビリチームのご紹介

(2020年6月24日 14:05)(外来リハビリブログ)

はじめまして!

北星病院外来リハビリチームです。
「身体の調子で困っているけど、病院に行くってハードルが高いな」
という方々に安心してご利用いただけるように、外来リハビリブログにて
情報提供をしていきます。


具体的には
どのくらいの期間リハビリに通う必要がある?
料金ってどのくらい?
どんな人がリハビリに通ってるの?
治療や通い方の流れは?
どんな人たちが働いているの?
どんな設備、機会があるの?
その他、色々な身体に関する情報、健康教室開催のお知らせ、職員の取り組み
などなど、普段ご利用いただいている患者様からも多く受ける疑問に対して、
私たちの出来ることを知って頂ければと思います。


初回は外来リハビリ班の紹介です!
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理学療法士7名、作業療法士1名、受付1名です。
全員が入院リハビリ担当や介護保険分野でのリハビリを経験してから外来班を担当しているので、
腰痛や肩痛などの関節の疾患や、脳卒中などの麻痺のリハビリなど豊富な経験があります!

なので身体の痛みや痺れ、日常生活で身体が上手く使えず困っている‥
という方は是非ご相談ください!

※外来リハビリをご利用の際は医師の診断・処方が必要です。まずは医師の受診とご相談をお願いします。



次回は料金に関して紹介させて頂きます。