北海道千歳市リハビリ病院 外来リハビリ班、朝練で知識・技術向上中 R4.No.12.

(2022年10月24日 13:44)(外来リハビリブログ)

こんにちは
北星病院外来リハビリ班です!

朝練です。
前回までのテーマは膝でしたが、今回のテーマは
「産後の身体の変化」です。


当院にも産前・後での腰痛や骨盤の痛みを訴える方が来院されます。
全国的にみても近年ではリハビリの学会でのウィメンズヘルスなどの分野での研究や学会が開催されてきているなど
盛り上がりをみせている分野でもあります。

本日の朝練では妊娠前後での女性の身体の変化、それに伴い陥りやすい姿勢や
痛くなりやすい(負担のかかりやすい)関節に関しても学びました。

患者様はもちろんのこと、家族や身の回りの産前後の方への理解が深まる事
女性だけでなく男性もこの分野を学んでいくことは重要だと感じます。

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通所リハビリブログ 106号

(2022年10月21日 13:33)(通所リハビリブログ)

こんにちは!北星病院通所リハビリ広報部です。
昼夜の寒暖の差が大きくなり少しずつ木々の葉も色づいてきましたね!
 
通所リハビリセンターでも紅葉気分を味わえるようもみじの木を作成中です。
皆様には指先のリハビリを兼ねてもみじの葉を切り抜いていただきました。


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もみじの葉の細かな切り方が必要とされているため、集中しながら丁寧に切っていただきました。
切っていただいた後は歩行練習の途中で張っていただいています。
 

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これからたくさんの葉がつくのが楽しみですね!

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通所リハビリセンターでは、季節ごとに様々な掲示物をご利用者様と一緒に作成しています!
今後もぜひお楽しみに!(^^)/
 
(TEL:0123‐29‐5035 相談員 濱田)
 


 

減量時の睡眠時間について

(2022年10月16日 00:16)(外来リハビリブログ)

こんにちは!
北星病院外来リハビリ班です。

今回のテーマは「減量のための睡眠時間」です。

紹介する論文では同一条件で睡眠時間のみ8.5時間と5.5時間のグループでの比較をしたものです。
カロリー制限は全員一律の基準を設けて設定されています。
ちなみに期間としては14日間で行なっています。

結果としてはどちらも約3kg減量できていますが
内訳が大きく異なってきます。

睡眠時間が5.5時間のグループでは脂肪の減少が0.6kg、除脂肪量(脂肪以外の部分、主に筋肉量)は2.4kgとなっています。
対して睡眠時間が8.5時間のグループでは脂肪の減少が1.4kg、除脂肪量が1.5kgとなっています。
脂肪の減少率に大きな差が出てきてしまっています。

減量を考えている方、減量中でなかなか脂肪が減らないと悩んでいる方は睡眠時間の見直しも必要かもしてません…


自分もいますぐに寝ます
皆さんも一緒に減量頑張りましょう!


参考文献
Arlet V. Nedeltcheva Insufficient sleep undermines dietary efforts to reduce adiposity Ann Intern Med. Author manuscript; available in PMC 2011 Apr 5.



北海道千歳市リハビリ病院 外来リハビリ班、朝練で知識・技術向上中 R4.No.11.

(2022年10月15日 23:37)(外来リハビリブログ)

こんにちは
北星病院外来リハビリ班です!

今回は朝練での膝関節疾患3回目(最終回)の勉強をしました。
 
変形性膝関節症の患者様の膝は脛骨という脛の骨がずれていると言われており、
 
多くは前方や外側にねじれるようにずれると言われています。
 
 
 
膝の骨がずれていることで、体重をかけた時に膝関節にかかる負担が増加し、(外部膝内反モーメントの増大)
関節痛や軟骨摩耗の加速につながります。
 
 
 
膝関節は大まかにみると曲げる・伸ばす動きをしますが、
 
細かく見ていくと捻じれの動きを伴う関節です。
 
膝が曲ったまま伸びなくなってしまう屈曲拘縮などの症状も
 
治療上重要な所見ですが、膝の捻じれ(回旋不安定性)についてみていくことで
 
治療の選択幅が広がるものと期待しています。
 
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患者様の状態を細かく観察し、少しでも患者様の痛みの改善に貢献できるよう
 
頑張っていきたいと思います。
北海道千歳市リハビリ病院 外来リハビリ班、朝練で知識・技術向上中 R4.No.10.

(2022年10月 7日 09:18)(外来リハビリブログ)

こんにちは!
北星病院外来リハビリ班です。


下半期に入りました。
継続しての朝練です!

今回のテーマも膝です。
その中でも内側の「半月板・側副靭帯」をテーマに触診を行いました。

半月板は知っている人が多いと思いますが
膝のクッションの役割を担っています。
膝の曲げ伸ばしの中で関節の中を移動しながら膝を守ってくれています。

半月板周囲の筋肉が固くなることで、その動きが邪魔されてしまい
痛みや曲がりにくさなどにつながってくることがあります。

膝の内側が痛いと来院された患者様に対して
関節なのか?筋肉なのか?靭帯なのか?半月板なのか?といった触診ができることで
適切なリハビリを提供することができます。


次回もがんばります!


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