(2021年12月 2日 12:17)(外来リハビリブログ)
こんにちは!北星病院外来リハビリ班です。
朝練です。
テーマは認知症の方との関わり方でした。
作業療法士の斉藤から具体的な関わり方などのレクチャーを受けました。
認知症の方は空間を認識する機能が低下している場合があり
場合によっては、視界がトイレットペーパーの芯ぐらいしか
認識できない状態になることもあるそうです。

更に、難聴などが重なると自宅とは異なる環境に出た時に
多大な恐怖感を感じてしまいます。
実際に、トイレットペーパーを使用して視野を狭くし
耳にティッシュを詰めて難聴の状態を再現して
声かけをしてみました。
思ったよりもどこから声がかけられているのかわからなく
常時、この状態に晒されると不安になると思います。
また、不安を取り除くために基本的な事として
しっかり目を見て話す、身体の一部に触れるなど
お互いに存在を認識できるような関わりが
重要なことを再確認しました。
外来患者様でも高齢者の方は多く来院されますので
改めて心がけていこうと思います。
次回も頑張ります!