北海道千歳市リハビリの病院 お正月レクリエーション 福笑い

(2022年2月 2日 17:52)()

こんにちは!
2階レクリエーションチーム、作業療法士前川です。

1月1日〜3日のお正月期間に″福笑い″レクリエーション実施しました。
入院生活の中で少しでもお正月の雰囲気を味わって頂きたく計画しました!
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感染対策のため、大人数ではなく個人戦として
歩ける方はデイルームで、ベッド上の方はお部屋で実施しました。

初めに見本を見てもらいましたが、目を瞑って行ってもらったため
思っていた場所に置くことが出来ずに皆さん苦闘していました。
近くでリハビリをしていた方も一緒に見ながら大盛り上がりでした!

皆さんそれぞれ個性のある表情になり、
自分の作った福笑いを見て「思っていたのと違う!」とびっくりされたり、
大笑いされたり、とても楽しんで頂けました(^^)

これからも、2階病棟では感染対策を考慮しながら、患者様に非日常感、季節感を
感じてもらえるようなレクリエーションを考えていきたいと思います!
雪かきでの手首の捻挫

(2022年2月 2日 15:25)(外来リハビリブログ)

こんにちは!
北星病院外来リハビリ班です。

千歳も沢山雪が降りましたね!
先週は患者様からも数時間雪かきをされたという話を
よく聞きました。

その中に雪かき中、後に手首が痛くなった方が
数人いました。(自分の親もなってました)

今回は、次回大雪が降った時に
手首を痛めないための簡単なテーピングを
紹介しようと思います。

巻き方は簡単です!
手首の曲がるところを中心にした
1周か2周巻くだけです。(血が止まらない程度に巻いてください)
目的としては手首の固定になります。
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除雪の際にスコップで雪を跳ね上げると手首に負担がかかりやすくなります。
また、ダンプで雪を押す際にも手首には負担がかかりますので
不安な方は、是非お試しください。

ちなみにテーピングのテープはドラッグストアで購入できます。
テープの種類は白(伸縮しない為固定力が強い)かキネシオ(茶色、ある程度伸縮する)が
良いと思います。
通所リハビリブログ 第82号 お正月イベント

(2022年1月31日 15:32)(通所リハビリブログ)

こんにちは!北星病院通所リハビリ広報部です!
新年が明けてからあっという間に1月も後半となりました!
年末年始や年明けにかけて一気に雪が降り積り、あちこちに大きな雪山ができています(>_<)
道路状況もかなり悪くなっておりますので、皆様事故など無いようにお気をつけくさだいね、、、
 
通所リハビリセンターでは1月4日から3日間、お正月のイベントを行いましたので
その様子をご紹介します!
 
20220126鳥居.JPG 20220126お賽銭箱.JPG

今年も廊下に“北星神社”が建立いたしました!
 
20220126お参り①.JPG
20220126お参り②.JPG


年末年始なかなか神社にお参りに行くことが出来なかった方も
リハビリスタッフと一緒にお参りいただくことができました!
 
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集まったお賽銭は後日、皆様のお気持ちと一緒に千歳神社に奉納させていただきました!
 
20220126おみくじ①.JPG
20220126おみくじ②.JPG

鳥居の隣にはひもみくじのコーナーを設置!
今年はご利益のある“七福神”のイラストが描かれています!
中には当たりくじも入っており、皆様運試しとして楽しみながら引かれていました!
 
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また、リハビリ室内には、絵馬を飾れるコーナーをご用意いたしました!
皆様それぞれの願いをお書きいただき、今年の干支のトラなど様々な飾りをつけました!
皆様たくさんお書きくださり、隙間がないくらいいっぱいになりました(^^)
 
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20220126ご祈祷.png

そして、“北星神社”から神主さんと巫女さんにも来てもらいました!
今年も皆様に健康で楽しみながらご利用いただけるように願ってご祈祷してもらいました!
 
通所リハビリセンターでは皆様に楽しみながら運動していただけるように、
消毒や換気などを行いながら、季節を感じられるイベントを行っています!
今年も様々なイベントを予定しておりますので、またご報告させていただきます!
 
 
以上、北星病院通所リハビリ広報部でした!
 

通所リハビリブログ 第81号 職員研修

(2022年1月28日 16:35)(通所リハビリブログ)

みなさんこんにちは!
北星病院通所リハビリ広報部です!
 
今回は通所リハビリで、リハビリスタッフが月に1回行っている「職員研修」について、ご紹介していきます。
 
今月は、泉が「リハビリテーション意欲を高める応用行動分析学」というテーマで研修会を開きました。
 20220124通所.png
 
リハビリスタッフなら、誰しも「患者様・利用者様の意欲をアップするにはどうしたらいいのか?」、「注意を集中させることができない」という経験があると思います。
 
これらを、しょうがないとあきらめてしまう前に、このような感情が生まれるメカニズムや法則性を学び、より効果の高いリハビリの実現を目指していく、というのが今回のテーマの「応用行動分析学」です。
 
この考え方は、教育、医学、恋愛、スポーツとあらゆる分野で活用されています。
 
応用行動分析学とは、行動に着目し、行動分析を行うことで問題の解決や改善に活用していく心理技法のことですが、行動に着目して評価することを「ABC分析」と言います。
 
ABC分析は、「先行刺激(A)」→「行動(B)」→「後続刺激(C)」という流れになっており、「先行刺激(A)」をきっかけに、「行動(B)」が引き起こされる仕組みになっています。
 
分かりやすい明確な見通しがあると「行動」の動機づけになったり、望ましい「行動」に対してポジティブな結果を多様に出現させることで意欲を高めたり、失敗させない無誤学習で成功体験を積み重ねることが、行動を促進させるために重要です。
 
少し難しい内容でしたが、リハビリ意欲を高めるために、良い学習の機会となりました。
今回の研修会を活かして、スタッフ一同向上心を持って今後もリハビリに取り組んでいきます!
 
以上、北星病院通所リハビリ広報部でした!
自重トレーニングの回数設定

(2022年1月26日 16:31)(外来リハビリブログ)

こんにちは!
北星病院外来リハビリ班です。

本日のテーマは『自重トレーニングの回数設定』です。

筋肉をつけたい!
と思っても場所や費用の面で本格的なジムに
通うには、まだまだハードルがあります。

身体一つで行える自重トレーニング(自分の体重を使った腕立てやスクワットなど器具を使わないもの)
は、やろうと思った時から簡単に始められます。

通常、筋肉をつけるためには最大筋力の
70~80%の負荷(重りなどを使用して)で実施するというのが
常識としてありました。

しかし、最近の研究では低負荷の筋力トレーニングでも
筋肉がつくことがわかってきました。

高負荷トレーニングと低負荷トレーニングでの
筋肥大を比較した研究になります。

条件に関して、回数は互いに限界まで実施することを
4セット行っています。

筋力トレーニングをした後は
筋タンパク質合成(筋肉が作られる現象)が活性化します。
高負荷でも低負荷でも、それが活性化していることがわかり
24時間後では低負荷の方が少しだけタンパク質合成が活性化しているという結果でした。
(Nicholas A Burd 2010 )
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なので結論としては
自重トレーニングを実施する際の目安の回数としては
『限界まで!』が今の科学で言われていることになります。

もちろん自重トレーニングでも
いきなり限界まで追い込むことは難しいので
慣れるまで(フォームなどが安定するまで)一定の
回数で行うこともありなのではないかとは思います!

運動経験のある人は限界まで頑張りましょう!


引用文献
Nicholas A Burd Low-load high volume resistance exercise stimulates muscle protein synthesis more than high-load low volume resistance exercise in young men. PLoS One. 2010 Aug 9;5(8):e12033. doi: 10.1371/journal.pone.0012033.