通所リハビリブログ㊺ 1月ホクレクイベント

(2021年1月27日 18:58)(通所リハビリブログ)

こんにちは!
北星病院通所リハビリ広報部です!
 
1月も早いようでもう終わってしまいますね!つい先日まで新年の挨拶をしていたような気がします、、、
最近は気温の寒暖差が激しいため、より体調管理や転倒など注意が必要ですね(;´Д`)
 
今回は1月に行った全体のレクリエーションの様子をご紹介します!
通所リハビリセンターでは個別のリハビリの他にも様々な取り組みを行っています!
その一つが「ホクレク」です!
普段は希望される方4~5名で様々なレクリエーションを行っています!
ゲームで得点を競うため、毎回白熱した戦いになり、他のご利用者様と楽しみながら交流することができます!
今回はより多くのご利用者様にご参加いただくために、いつもより規模を大きくしてレクを行いました!
 
20210126ホクレク①.JPG 20210126ホクレク②.JPG

題して『七転び八起ゲーム』ということで、
チームで円になり、中心にあるボールの上にお手玉を乗せていきます!
手元にあるお手玉が無くなったときに、中心にあるお手玉の数が多いチームの勝ちになります!
皆様ボールが転がってしまわないように慎重に乗せられていました!
 
20210126ホクレク③.JPG 
あら!ボールが転がってしまいました!(>_<)
でも大丈夫!七転び八起き!またその上から積んでいけばいいんです!
今回は人数が多かったため、いつもより盛り上がっていました!
 
通所リハビリセンターでは個別リハビリはもちろんのこと、他にも皆様に楽しみながら、身体を動かしていただけるような取り組みを行っています!
ご興味がある方がいらっしゃいましたら、体験利用も行っていますので、ぜひご連絡ください!
 
以上、北星病院通所リハビリ広報部でした!

通所リハビリブログ㊹ 健康教室 肩こり

(2021年1月27日 18:33)(通所リハビリブログ)

こんにちは!
北星病院通所リハビリ広報部です!
 
寒さも厳しく、新型コロナウィルスの影響も重なり外に出る機会が少なくなっていると思います。
お家では何をして過ごしていますでしょうか??
お仕事の方もいるかと思いますが、編み物や読書など座って過ごされている方も多いと思います!
手作業に集中して、同じ姿勢で過ごすことで「肩こり」になったりしてはいないですか??
 
通所リハビリでは、1月22日、25日、26日の3日間、肩こりをテーマにした健康教室を実施しました!
 
題して、
『肩こり予防教室』
 
20210126題名.png

今回は、作業療法士の寺澤が講師となり実施しました。
 
20210126寺澤.JPG
 
一般的な肩こりの原因は
 
20210126原因.png
 
①姿勢(猫背)
 猫背のような姿勢を続けると、肩に頭・腕の重みが多くかかり、肩周囲の筋肉に負担がかかります。

②ストレス
 ストレスを溜めると筋肉の力が抜けにくくなり、リラックス出来ず肩の筋肉に疲労感が溜まってしまいます。

③眼精疲労
 目を凝らすような作業を続けると目の筋肉に疲労感が溜まります。眼精疲労の方の2人に1人は肩こりになると言われています。

④筋力の低下
 筋力が低下することで姿勢不良になることや、血流が悪くなることがあり、肩こりにつながりやすくなります。
 
【予防の為には】
 
肩こり予防のためには、日頃から肩周囲の運動をしておくことが大切です!
そのため、肩こり予防のための運動を皆さんと一緒に実施しました!
 
20210126運動①.png 20210126運動②.png
20210126運動③.png 20210126体操中.JPG

その他にもマッサージや温める(入浴やカイロ)ことも効果的なんだとか!
 
その他にも、危険な肩こりの症状も紹介しました。
 
20210126危険な肩こり①.png

20210126危険な肩こり②.png

このような症状の方は病院に受診することをお勧め致します。
 
通所リハビリのご利用中にもネット手芸、編み物、ぬり絵、間違い探しといった机での作業に集中して取り組んでいる方が多くいらっしゃいます。
健康教室をきっかけに肩こりを軽減して、少しでも楽に過ごせたら嬉しいですね♪
 
以上、北星病院通所リハビリ広報部でした!
 

北海道千歳市リハビリ病院 痛みを予防しよう!シリーズ ~膝編~⑥

(2021年1月27日 18:29)(外来リハビリブログ)

こんにちは!
北星病院外来リハビリ班です。
本日も膝シリーズです。

前回記事はこちらから↓
https://www.hokusei.or.jp/hokuman/2020/08/post-238.html ①
https://www.hokusei.or.jp/hokuman/2020/08/post-240.html ②
https://www.hokusei.or.jp/hokuman/2021/01/post-299.html ③
https://www.hokusei.or.jp/hokuman/2021/01/post-300.html ④
https://www.hokusei.or.jp/hokuman/2021/01/post-301.html ⑤

今回は膝の負担、痛みを改善する為の筋力訓練です。
まずはスタンダードな膝の伸ばす運動です。

20200127外来.jpeg
これは特にO脚(がに股)に大きく変形する前の人の
痛みの軽減するとの報告があります。(Lim 2008 12週間週に5回実施)

もう一つが股関節を外側に開く運動です。
股関節周囲の筋力強化も膝の痛みに効果があると報告されています。
(Bennell 2010)
20200127外来2.jpeg
ちなみにこの報告では12週間1日10回3セット実施しています。

運動の回数としては週に最低3回行う必要があり
運動の組み合わせとしては
有酸素運動や筋力トレーニング、パフォーマンスをあげるような
実際の動きに沿った運動等、色々ありますが
一回の運動では一つの種類の運動(筋トレなら筋トレ、有酸素なら有酸素)に絞った方が良いと
報告されています。(Juhl 2014)

今回のまとめとしては
膝が痛い人は最低週3回
筋トレのみの日や有酸素運動のみの日など
一つの運動に絞って実施してみて下さい!

引用文献
① Lim Does Knee Malalignment Mediate the Effects of Quadriceps Strengthening on Knee Adduction Moment, Pain, and Function in Medial Knee Osteoarthritis? A Randomized Controlled Trial. Arthritis & Rheumatism (Arthritis Care & Research)
Vol. 59, No. 7, July 15, 2008,
② Bennellet al Hip strengthening reduces symptoms but not knee load in people with medial knee osteoarthritis and varus malalignment: a randomised controlled trial 2010
③ Juhl C Impact of exercise type and dose on painand disability in knee osteoarthritis: a systematic review and meta-regression analysis of randomized controlled trials  Arthritis Rheumatol. 2014; 66(3):622-636.
北海道千歳市リハビリ病院 痛みを予防しよう!シリーズ ~膝編~⑤

(2021年1月25日 14:19)(外来リハビリブログ)

こんにちは!
北星病院外来リハビリ班です。

膝編の続きです!

前回記事はこちらです↓
https://www.hokusei.or.jp/hokuman/2020/08/post-238.html :①
https://www.hokusei.or.jp/hokuman/2020/08/post-240.html :②
https://www.hokusei.or.jp/hokuman/2021/01/post-299.html :③
https://www.hokusei.or.jp/hokuman/2021/01/post-300.html :④

今回のテーマは変形性膝関節症(膝が痛い人)と減量に関してです。
最近は健康雑誌や TVの健康番組でも
減量しましょう!ダイエットしましょう!と頻繁に言われています。
実際に変形性膝関節症 理学療法診療ガイドラインでも
減量は最も高いレベルで推奨されています。

では実際にどのくらいまでの減量を目標とすれば良いのか?
という所が1番気になるところかと思います。
Messierらは10~19%減量に成功した人は
痛みや6MD(6分間歩行した際の距離や疲労感を測定する物)、膝の機能
に改善が見られると報告しています。
更に20%以上減量に成功した人たちは
10%減量に成功した人より
25%痛みが減少したとも報告しています。

なので体重60kgの人は
10%=6kg 20%=12kg減量ということになります。
この研究での減量の期間は18ヶ月です。
短期間での減量は健康に悪影響を及ぼすので
気をつけましょう。

ちなみにこの研究でのPFCバランス(P:タンパク質 F:脂質 C:炭水化物)は
タンパク質15~20%脂質30%未満、炭水化物45~60%で
行っていました。

また、減量は炎症に関係するIL-6と言われるようなものの
血中濃度も下げると言われています。(Nicklas BJ, Ambrosius W 2004)
なので減量すると体重による膝への負担が減るばかりでなく
炎症由来の痛みが減少する可能性があります。

膝が痛い方は是非減量をご検討ください。

引用文献
①Stephen P. Messier, Ph.D. Intentional Weight Loss for Overweight and Obese Knee Osteoarthritis Patients: Is More Better?  Arthritis Care Res (Hoboken). 2018 November

②Nicklas BJ, Ambrosius W, et al.: Diet-induced weight loss, exercise, and chronic inflammation in older, obese adults: a randomized controlled clinical trial. Am J Clin Nutr. 2004; 79: 544‒551.
北海道千歳市リハビリ病院 外来リハビリ班、朝練で知識・技術向上中25

(2021年1月22日 20:24)(外来リハビリブログ)

こんにちは!
北星病院外来リハビリ班です。

朝練です!
テーマは上腕二頭筋長頭腱炎での
肩関節の可動域制限です。
症状は肩を動かした際に前面に痛みがあり肩が上がらないということがあります。

上腕二頭筋とは一般的にイメージするところのちからこぶの筋肉です。
主に肘を曲げたりする筋肉です。
肩の付け根のところについていて
筋肉が骨に擦れたりすることで
炎症が起きたり痛みが出たりするのが
病態です。

上腕骨(腕の骨)と肩甲骨の関節のところで
上手く筋肉が働いていないなどの
要因で上腕骨の位置異常が起こり
負担が増加することで痛みにつながります。

本日は位置異常があるかのチェックと
肩を安定させるようなインナーマッスルと
呼ばれる筋肉のトレーニングに関して
練習を行いました。
20210122外来1.jpeg
次回も頑張ります!