通所リハビリブログ㊾ 健康教室(お薬について)

(2021年3月 1日 18:07)(通所リハビリブログ)

こんにちは!
北星病院通所リハビリ広報部です!
最近は寒暖差が激しかったり、突然大雪がふったりと落ち着かない天気が続いていますね。
より一層、体調管理に気を付けて生活していきましょう。
 
さて今回は、先日行われた第9回健康教室についてご紹介します!
今回の健康教室では『あなたは正しく飲めている?~意外と知らない薬のこと~』をテーマに、北星病院薬剤科の皆様にご協力いただいて資料を作成しました!
 
20210301お薬の種類.png
まずはお薬の種類について学びます。お医者さんから処方されるお薬はもちろんですが、ドラッグストアなどで購入できる薬の中にも、薬剤師の説明が必要なお薬があるのですね。薬を購入する時は、外包の表示をしっかり確認する必要がありそうですね!
 
 
20210301クイズ①.JPG
20210301クイズ②.JPG
続いて、薬の正しい使い方をクイズ形式で学びます。
『薬を飲むタイミング』『薬の飲み方』『飲み忘れた時の対処法』、クイズに何問正解できたかな?意外と間違った方法をとられている方もいた様子…
正しく飲んで、安全に効果的に使っていきましょう!
 
20210301飲み合わせ.png
お薬とお薬の飲み合わせで気を付けるもの、それから薬と食品の食べ合わせについてもご紹介しました。間違った飲み合わせ、食べ合わせをすることで、効果が強くなったり弱くなったり…思わぬ副作用が出たりすることもあります。お薬をもらうときは、しっかり薬剤師さんの説明を聞いて、服薬方法を確認する必要がありそうですね。
 
20210301正しく飲む工夫.png
最後に、お薬を正しく飲むために自分で出来る工夫をご紹介。
お薬カレンダーやお薬ケース、薬を一包化してもらうなどの工夫で飲み間違いを減らせます。皆さんが持っているお薬手帳も、メモ欄に病歴や服薬中の市販薬・サプリメントを書いておくと安心です。また、かかりつけの薬局・薬剤師さんをもつことも、トラブルを防ぐ工夫の一つです。
 
皆さん、普段何気なく飲んでいたお薬…、ちょうどこんなこと知りたかった!
こんな工夫もあるんだ!と、今後の飲み方にも活かせる内容になったようです。
健康になるために飲んでいるお薬ですから、飲み方に気を付けて自分で健康を維持していきましょう!
以上、北星病院通所リハビリ広報部でした!

脊柱管狭窄症について考えよう!身体の中で意識するポイント

(2021年2月25日 09:31)(外来リハビリブログ)

こんにちは!
北星病院外来リハビリ班です。

今回は脊柱管狭窄症について考えよう!身体の中で意識するポイント
というテーマでやっていきます。

まず脊柱管狭窄症とは何か?ですが
神経の通り道が狭くなり神経が圧迫される事で
お尻周辺や下肢の痛み、痺れ、力が抜けるといった事がおきます。
腰椎椎間板ヘルニアとも似ている症状が
ありますが大きな違いは間欠性跛行です。
『かんけつせいはこう』と読みます。
どんなものかというと背中をまっすぐにして
歩くと下肢に痛みが出現し
座って背中を曲げて休むとその症状が消失するというものです。
(全員に出るわけではない事は要注意です。)

予後(どの様な経過になるか)としては
保存療法後(手術しないで運動やストレッチ、服薬など)
5年間の観察の結果、半数の方は症状の改善が見られ、
初期治療にて改善が見られた人はその後も良い結果と
なっています。
なので予防や早期の治療が重度化させず
手術を回避する一つの手段になります。

確立された予防方法は現状ありませんが
症状を改善させるような要素は研究での報告があります。

ではそんな脊柱管狭窄症に関して意識するポイントです。
ずばり腰・股関節周辺の筋肉が硬くなっていないか?です。

腰・股関節の筋肉の柔軟性の改善で間欠性跛行の改善が
見られ歩行距離が伸びたという報告もあります。(林典雄 2007)
股関節の前面の筋肉が硬いと相対的に
腰が反り腰になり症状が増強される事があります。
なので股関節の前面の筋肉の柔軟性を維持し
腰に負担をかけない様にする必要があります。
例としては以下の様になります。

コツとしては股関節の前を伸ばしたいので腰は
反らない様に目線は下を向けます。
画像は以下になります。
20210225外来2.jpeg
最後に注意点としては今、症状があるかな?という方は
医療機関にお早めに相談してください。
放置していると、知らずのうちに神経の圧迫が進み下肢の麻痺が強くなったりする事もあります。

引用文献
①脊柱管狭窄症診療ガイドライン2011
②林 他 馬尾性間欠跛行に対する運動療法の効果 日本腰痛会誌,13(1): 165 - 170, 2007
ダイエット・減量するならタンパク質を食べよう!

(2021年2月25日 09:21)(外来リハビリブログ)

こんにちは!
北星病院外来リハビリ班です。
本日のテーマは
ダイエット・減量するならタンパク質を食べよう!です。
なぜタンパク質をとった方が良いのか?ですが
キーワードは
『食事誘発性熱産生』と『食欲』です。

1つずつ説明していきます。
まず、食事誘発性熱産生 (しょくじゆうはつせいねつさんせい)です。
食事を摂ると体内に吸収された栄養素が分解され、その一部が体熱となって消費されます。
このため食事をした後は、安静にしていても代謝量が増えます。この代謝の増加を食事誘発性熱産生といいます。
タンパク質のみを摂取したときはエネルギーの約30%、糖質のみの場合は約6%、脂質のみの場合は約4%
が消費されます。(厚生労働省 e-ヘルスネット)
この数字を見るだけでも他の物よりもタンパク質を摂取した際のエネルギー消費が
多い事がわかります。

次に食欲です。
タンパク質の摂取で食欲の抑制、満腹感の増加などが
報告されています。(Ali Kohanmoo 2020)
更にタンパク質の中でも
卵が注目されてきて
朝食に卵(タンパク質)をのせたパンを食べた人と牛乳入りのコーンフレークを食べた人を比較すると
卵をのせたパンを食べた人たちは食後の空腹感が減少し昼食の摂取カロリーが少なかったという結果になっています。
(Jennifer B Keogh 2020)

色々とタンパク質の研究が進んでカロリー消費や食欲とは深い関係に
ある様です。また同時に運動する事で効率よくダイエット・減量することに
なるのではないでしょうか?

まずは朝食は卵とパンにしてみることから試してみてはいかがでしょうか?

引用文献
①Ali Kohanmoo Effect of short- and long-term protein consumption on appetite and appetite-regulating gastrointestinal hormones, a systematic review and meta-analysis of randomized controlled trials 2020
②Jennifer B Keogh Energy Intake and Satiety Responses of Eggs for Breakfast in Overweight and Obese Adults-A Crossover Study. Int J Environ Res Public Health. 2020
北海道千歳市リハビリ病院 外来リハビリ班、朝練で知識・技術向上中29

(2021年2月25日 09:12)(外来リハビリブログ)

こんにちは!
北星病院外来リハビリ班です。

朝練です!
本日のテーマは腰痛に関してです。

腰痛がどんな筋肉や靭帯、関節に
あるか?も重要ですが
どんな動きで痛むか、更にそれが日常生活の中でクセのように
何回も行う動きが原因ではないのか?という事を重点的に
アプローチしていく方法を学習・復習しました。
20210225外来.jpeg
例としては立った状態で色々な条件を変化させて
痛みの増減があるか?
体を曲げた時に痛いのであれば
足を閉じる時と開いた時では痛みが変わるのか?
などの患者様の身体の動きを確認しながら検査していき
それを改善していくような運動を行っていきます。
また、骨盤の左右差などが日常の生活の中で出るようなクセが
ないのか問診でチェックしていきます。
クセの様なものの具体的なものは片方の足でずっと足を組んでいないか
左右非対称のスポーツを行っているか?などです。

日頃の身体の痛みは日常の中での頻回な望ましくない動きが
積み重なって出てくるものです。
外傷やその他の原因が無いにも関わらず痛みがあり
困って来院される事が多い外来でのリハビリでは
大切な方法だと考えています。

その為、患者様の日常の生活を時間をかけてしっかり問診を
行い、検査し、その症状を改善できるようなストレッチや
運動を提案させていただいています。
お困りの方は是非ご相談ください。

次回も頑張ります!
椎間板ヘルニアから腰を守るための2つのコツ

(2021年2月17日 16:36)(外来リハビリブログ)

こんにちは!
北星病院外来リハビリ班です。

本日のテーマは椎間板ヘルニアから腰を守る為の2つのコツです。
皆さんは腰椎椎間板ヘルニアって聞いた事はあるでしょうか?
日ハムの近藤選手も昨年手術されていたり
TVの健康番組などでも沢山取り上げられているので
なんとなく聞いた事がある方は多いと思います。

腰椎椎間板ヘルニアを簡単に伝えると…
椎間板という背骨の間にある衝撃を吸収してくれる
クッションのような物がヘルニア(日本語で本来あるべきところから脱出・突出している状態)
しているという事です。クッションが飛び出しているのです。
クッションが飛び出すと何がよくないかと言うと
飛び出した先に神経があり、そこを圧迫してしまうと
足に痺れが出たり力が入らなくなったり
触った感覚がわからなくなったりします。
症状が強く出てしまうと日常生活に支障が出てしまう事があります。

そんな腰椎椎間板ヘルニアにならないために
気をつけることを3つお伝えします。
まず第1に男性はタバコを吸わないこと・女性は太りすぎないこと
です。
タバコを吸っている人は非喫煙者より

手術のリスクが1.6倍、女性の太り過ぎは
手術のリスクが2.1倍になっています。(Ville M. Mattila. 2008)

第2に
座りすぎないことです。
日本人は世界で1番平日に座っている時間が長いそうです。
1つの調査では平均7時間だそうです。
長時間座っていることで椎間板に圧縮ストレスがかかります。
基本的に立っている姿勢より座っている姿勢の方がストレスがかかると言われているので
同じ姿勢を続けるのは厳禁です。
しかしずっと立っていてもよくはないので
数十分に一回は姿勢を変える事が推奨されています。

特にデスクワークの人や運転手の方達は日頃から腰に
負担がかかっていることがありますので
ご自愛ください。


引用文献
①腰椎椎間板ヘルニア診療ガイドライン(改訂版第2版)
②Ville M. Mattila. Early risk factors for lumbar discectomy: an 11-year follow-up of 57,408 adolescents. 2008