通所リハビリブログ第58号 健康教室 筋肉の仕組み

(2021年6月 2日 16:11)(通所リハビリブログ)

みなさんこんにちは!
北星病院通所リハビリ広報部です!
 
最高気温が20度近くなる日もあり、上着が必要ない日も増えてきましたね!
暖かくなるに伴って、散歩やランニングなど外での運動を始められている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
なかには、「運動しなくちゃ、、、」と思ってもなかなか一歩踏み出せない方もいらっしゃるかもしれません(>_<)
 
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そこで、今回は理学療法士の坂田が講師となり“筋肉の仕組みと運動の始め方・続け方”というテーマで健康教室を実施しました!
 
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まずは身体を動かす筋肉や、身体が動く仕組みについてお伝えしました!
筋肉にも種類があり、一般的なトレーニングなどで鍛えることが出来るのはこの「骨格筋」という筋肉です。
また人が身体を動かすときには、主となる動きをする筋肉の他に、「拮抗筋」という反対の動きをする筋肉が働いており、この筋肉のおかげでケガをしてしまうのを防いでいるそうです!
日々何気なく身体を動かしていますが、身体の内部ではこのような筋肉の動きが起こっていたんですね!
 
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筋肉の仕組みについて知っていただいた後に、実際にご自宅でできるおすすめの運動もお伝えしました!
身体が硬いと、筋肉をたくさんつけてもしっかりと力が発揮できません!
また関節への負担を減らすことで、痛みや怪我予防に繋がります。
 
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実際にご利用者様にも職員と一緒に運動に取り組んでいただきました!
 
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運動を始められるようにするためには、手軽に、小さいことからコツコツと行うことが良いそうです!
また、運動を継続するためには習慣化することが大切!そのためには別の習慣と一緒に行ったり、また周囲に宣言したり、誰かと一緒にやることも良いとされています!
 
新型コロナウイルス感染症の影響で外出機会が減りご自宅で過ごされることが多くなっている方もいらっしゃるかと思います、、、
運動不足になってしまわないように、よろしければぜひ今回ご紹介させていただいた運動をお試しいただければと思います!
 
 
以上、北星病院通所リハビリ広報部でした!

北海道千歳市 リハビリ病院 自動車運転訓練

(2021年6月 2日 16:03)()

こんにちは、北星病院広報部です!

本日は、日常のとあるリハビリ場面の
ご紹介です!

当院に入院されていたAさん、
今回の入院を期に
退院後の自動車運転に不安をかかえておられました。

そこでPlayStation3グランツーリスモで
自動車運転の模擬訓練・評価を行いました。
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急発進、急ブレーキはないだろうか。
コースアウトはないだろうか。
姿勢は保てるだろうか。
疲労はないだろうか。
様々な観点から確認を行いながら
ご本人様と注意点や改善点を共有しました。
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今回、活躍したのは
作業療法士 多田!
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公私共に車好き。
車の知識が豊富な上に、自身も怪我により運転に苦労した経験をもつ彼は、今回様々なアイデアを提案し、Aさんの不安を少しでも取り除けるよう
奮闘してくれました!

Aさんが退院後も安全に運転できることを
祈っております!

以上、広報部 小川でした♩
北海道千歳市 リハビリ病院 密着!!︎モーニングケア

(2021年5月26日 13:07)()

こんにちは!北星病院広報部です!

今日は3階回復期病棟の
モーニングケアに密着します♩

回復期病棟では退院に向けて
自立した生活を送れるよう様々な
取り組みをしています!

モーニングケアでは、
対象となる方の
朝の身支度や朝食、排泄などを
リハビリスタッフ中心に
お手伝いしています!

朝7:00〜いざ!病棟へ出発です!!
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7:05〜デイルームでお食事会場をセッティング♩
現在は感染対策で向かい合わない配置をしています!
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7:10〜夜勤帯の情報をチェックし、体調や睡眠状況を確認します♩

7:15〜お部屋へお迎えに行きます!
歩行練習中の方は歩行器や杖で、
おひとりで起きられない方は車椅子へ移乗し
スタッフと共にデイルームまで移動します!
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7:30〜到着した方から朝の身支度(洗面や髭剃り)、排泄などを行います!
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7:40〜朝食
姿勢調整や自助食器の提案、食形態の見直し、必要に応じて食事介助を行います!
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8:20〜食事が済んだ方から、歯磨き・入れ歯の洗浄をします!出来るだけご自身で行っていただき、自立した生活を目指します!
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8:35〜お部屋に戻っていただき、終了です♩

8:40〜リハビリテーション科の朝礼にて
夜勤の様子や朝の様子をスタッフに伝達し、
日勤業務の始まりです♩

モーニングケアは
援助が必要な方を対象に1日6〜7名
実施しており、
リアルタイムで生活動作の練習を
行うことができます!

モーニングケアを卒業して
自立されていく方々を見ると
とても嬉しいスタッフ一同なのでした。

以上、広報部でした♩
北海道千歳市リハビリ病院 外来リハビリ班、朝練で知識・技術向上中 R3.No.7.

(2021年5月24日 17:45)(外来リハビリブログ)

こんにちは!
北星病院外来リハビリ班です。

本日はオンライン学会、講習会にて講師を努めた職員の伝達講習でした。
『変形性膝関節症』に関してです。
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トピックとして『早期の』変形性膝関節症の人への治療です。

早期の変形性膝関節症としては
・1年間で10日以上続く痛みの経験が2回以上
・レントゲン上でグレード(4が1番重度)が0~2
などがあります。

つまり、あまり変形は進んでいないが痛みがある状態の人のことです。

関節の軟骨は自己修復機能が低いので1度変形が進むと回復が難しいとされています。
グレード1から グレード2への進行率は10年で約60%程度に上ると報告されています。(Hart DJ 2003)
その為、悪化を防ぐためにも適切に治療を行なっていくことが必要になります。

何をする必要があるか?というと適度な運動が必要になります。
ラットの研究では中等度の歩行負荷で変形性膝関節症の
進行を抑制すること、軟骨の損傷も減少することを報告しています。(iijima 2015)

グレード2以下の変形性膝関節症では炎症の指標と疼痛が関連していると報告されています。(Shimura 2013)
なので大きく変形していなくても関節の中では炎症が起こり痛みを感じている可能性があります。
習慣的に運動している人たちは炎症物質が抑制される可能性があるとも報告されています。(Niida 2014)
膝のためにも運動習慣は必要となります。

具体的な運動は膝の状態や痛みによっても変わりますのでお困りの方は是非ご相談ください。


引用文献
①Hart DJ, Spector TD: Kellgren & Lawrence grade 1 osteophytes in the knee-doubtful or definite? Osteoarthritis Cartilage 11: 149-150, 2003.
②Iijima H Physiological exercise loading suppresses post-traumatic osteoarthritis progression via an increase in bone morphogenetic proteins expression in an experimental rat knee model Jun;25(6):964-975.
③Y Shimura The factors associated with pain severity in patients with knee osteoarthritis vary according to the radiographic disease severity: a cross-sectional study 2013
④Nishida Y, Higaki Y, Taguchi N, Hara M, Nakamura K, Nanri H, Imaizumi T, Sakamoto T, Horita M, Shinchi K, Tanaka K. Objectively measured physical activity and inflammatory cytokine levels in middle-aged Japanese people. Prev Med 64: 81-87, 2014.
北海道千歳市リハビリ病院 外来リハビリ班、朝練で知識・技術向上中 R3.No.6.

(2021年5月24日 17:41)(外来リハビリブログ)

こんにちは!
北星病院外来リハビリ班です。

朝練です。
テーマは足首の骨(足関節外果)の骨折後の可動域制限です。

足首は捻挫の危険性もありますが怪我の仕方によっては
骨折まで至る場合もあります。

骨折した場合は保存療法で骨が癒合するまで固定することがあります。
また骨折した際に骨がずれたり、複雑な折れ方をした際には
手術になる場合もあります。
どちらにせよ一時的に足首を固定する期間がありますので
それによって柔軟性が低下して
生活の中での歩行の際や階段などの際に不便さを感じることがあります。

今回は背屈制限に関して行いました。
背屈とは写真のようにつま先が上がる方向です。
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この可動域が制限されると歩行の際につまづきやすくなったり
階段を降りる際にうまく降りれないなんてことがあります。
(歩行の際は約10°、階段を降りる際は約20°程可動域が必要です。 小林 他)

一般的に背屈可動域改善のためにアキレス腱をストレッチすることがあると思いますが
長い時間の固定期間の後はアキレス腱以外のふくろはぎについている筋肉も柔軟性が失われていきます。
本日はアキレス腱だけでなく長母趾屈筋という足首の真後ろについている筋肉を重点的に触診・考察しました。
つま先が上に上がらないだけでなく足の親指が上に上がらない人は長母趾屈筋が硬い可能性があり
合わせてチェックしていく必要があります。

足首が固くて歩行や階段でお困りの方、痛みがある方は是非ご相談ください。
次回も頑張ります!


引用文献
①小林 他 階段昇降時の下肢関節角度の変化について Japanese Physical Therapy Association NII-Electronic Library Service J