通所リハビリブログ 第57号 お花見レク

(2021年5月21日 16:41)(通所リハビリブログ)

みなさんこんにちは!
北星病院通所リハビリ広報部です!
 
徐々に気温が高くなり春の訪れを感じられるようになりましたね。
北海道でも5月初めごろに桜が満開になり、送迎時などに車内から綺麗な桜を見ることが出来ました。
 
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桜の開花に合わせて、通所リハビリセンターでも桜の木を装飾しました!
この桜は、ご利用者様に歩行練習をしながら花びらを貼っていただき、皆様の力で満開になった桜です!皆様「綺麗だね~」と歩きながらうっとりされています。
 
 
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今年もコロナウイルスの影響で、イベントや外出ができずに終わってしまった方が多かったと思います。
そこで、通所リハビリセンターでは皆様に少しでもお花見気分を味わっていただくために、レクリエーションとしてお花見や桜に関する○×クイズを行いました!
テーブル対抗戦で、クイズに正解した人数分の花びらを貼っていき、枯れ木を満開にしていくゲームです!
 
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皆さん難問に頭を抱えていましたが…、正解が発表されるたびに歓声が上がり、楽しまれていました!
 
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結果はいかがでしょうか…?
皆さん接戦でしたね!どのチームもきれいな桜の木ができました!
 
通所リハビリセンターでは、今年度も皆様に楽しんでリハビリに通っていただけるように
感染対策を徹底しながら、季節を感じられるレクやイベントを予定しています!
体験利用も受け付けておりますので、ご興味がある方はぜひご連絡ください!
 
以上、北星病院通所リハビリ広報部でした!

通所リハビリブログ 第56号 血管の老化を予防するには?

(2021年5月21日 16:31)(通所リハビリブログ)

こんにちは。健康に役立つ知識をお届けする健康生活お助け隊です。今回のテーマは血管の老化を予防するためにはどんな食事をとるのが良いのかを情報発信していきたいと思います。
 
日本人の4人に1人は血管病で命を落とす方が多いそうです。グラフ(厚生労働省からの概況)をみると、がんに匹敵するほど多くの人が血管病で亡くなっていることがわかります。血管の老化は年齢とともに進みますが、努力次第では血管のしなやかさを取り戻すことも可能です。ただ、血管は特に生活習慣の影響を受けやすいため、ライフスタイルに気をつけていくことが大切です!
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ホクメロちゃん「隊長!!血管病を予防しなきゃいけないことはわかりました!でも、どんな食事をとったらいいかわかりません! 」
隊長「なるほどっ!では…今回は、血管に良い食材を3つのポイントに分けてご紹介していきます!」
 
✓血管病(動脈硬化)を予防する食材とは?
①肉より魚がおすすめ
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青魚がおすすめです。魚の栄養で血管に弾力性が出やすくなります。イワシなどの青魚に豊富に含まれる、EPA(オメガ3系不飽和脂肪酸)と呼ばれる栄養素には血液をサラサラにする効果があると言われています。
 
②大事なのは野菜と果物
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おすすめは、モロヘイヤ、トマト、グレープフルーツ、玉ねぎ、りんごです。血管の酸化を止める、高血圧予防効果があると言われています。糖尿病や肥満の予防、消化を助ける作用があり、1日に必要な摂取量は野菜→350g(1日5皿分)。果物→200g(みかん1個にりんご半分)ほどが良いと言われています。
 
③若々しい血管をつくる大豆製品
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大豆製品がおすすめです。大豆は血管を強くする様々な成分を豊富に含んでいます。LDL(悪玉)コレステロールや中性脂肪を減らす働きがあります。他にも、大豆製品は良質なたんぱく質やカリウム、カルシウムなどを含み、大豆はまさに栄養の宝庫と言われています。
 
いかがだったでしょうか?今回は血管病(動脈硬化)を予防する食材をご紹介させていただきました。
より良い健康生活の参考にしてくださいね。
また、軽い運動も毎日続けると血圧を下げ、血管がしなやかになると言われています。ぜひ、食事だけでなく、運動習慣も大切にして過ごして欲しいなと思います。
 
以上 健康生活お助け隊でした。
 
参考文献
1)伊賀瀬道也:食事で血管をぐーんと若返らせる本:楽LIFEヘルスシリーズ:2017

通所リハビリブログ 第55号 健康教室(骨粗しょう症)

(2021年5月19日 17:33)(通所リハビリブログ)

こんにちは!
北星病院通所リハビリ広報部です!
 
だんだんと春の暖かさが感じられる季節となってきましたね!
まだ寒さの残っていた4月に健康教室を実施しました!
テーマは『骨粗鬆症〜骨まで元気に保とう〜』で、作業療法士の寺澤が講師を務めました。
 
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まず、骨粗鬆症とは…
骨密度の減少により骨が脆くなり、骨折しやすくなる病気のことを言います。
加齢による変化で、骨の量の減少は避けることが出来ません!!
皆さんも生活していて、このような症状を感じることはありませんか??
 
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実は、これらの中で1つでも当てはまる場合は骨粗鬆症の可能性があると言われています。
また、骨粗鬆症は女性ホルモンの低下により起こることもあり、女性は特に注意が必要です。
 
では、骨粗鬆症を予防していくにはどうすれば良いのでしょうか??
 
【骨粗鬆症予防のためには!!】
 
まずは食事です。
 骨の健康に役立つ栄養素である、
・カルシウム
・ビタミンD
・ビタミンK
・たんぱく質
をバランス良く摂っていくことが大切です!
 
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過度な摂取は控えて、栄養バランスの整った食事を食べましょう!
 
 
次に大切なのは運動です。
 
骨折予防に有効な運動は、1日30分程度の散歩と言われています。
外を散歩すると、同時に日光浴も出来きます。
日光浴は体内でビタミンDが生成されるため、骨粗鬆症予防に、より効果的です!
 
散歩に行けない方もいらっしゃるので、座ってできる体操を紹介し、皆さんと一緒に実施してみました!
 
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運動は自身の身体に合わせて無理せず続けていくことが大切です!
 
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皆さんも食事や運動に気をつけて、骨まで元気な身体を作っていきましょう♪
 
以上、通所リハビリ広報部でした!

腰痛とお尻の筋肉の関係 〜お尻をきたえて腰痛を改善しよう!〜

(2021年5月 7日 14:03)(外来リハビリブログ)

こんにちは!
北星病院外来リハビリ班です。
本日のテーマは腰痛とお尻の筋肉の関係です。

結論から申し上げると
慢性的に腰痛がある人はお尻の筋肉が萎縮(いしゅく:痩せてしまうこと)
していると言われています。(Amy H. Amabile 2017)

お尻の筋肉が萎縮してしまうことで特に重いものを持ったりする際に影響がでます。
重いものを持ちはじめの最初はお尻の筋肉が働き、後半に背中の筋肉が働くと言われています。(Leinonen 2000)
また、背中の筋肉が疲労してくるとお尻の筋肉が代わりに沢山働くことも報告されています。(Clark BC 2003)
なのでお尻の筋肉が萎縮し弱くなってしまうことで背中の筋肉を補助することができなくなり
腰痛の原因になる可能性があります。

腰痛の予防のためにお尻の筋肉を鍛えてみましょう!
以下に簡単な運動を紹介させていただきます。

ブリッジ運動
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簡単にできた人は片脚でのブリッジ運動を行ってみてください!
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引用文献
①Amy H. Amabile Atrophy of gluteus maximus among women with a history of chronic low back pain PLoS ONE 12(7):2017
②Leinonen V, et al. Back and hip extensor activities during trunk flexion/extension: effects of low back pain and rehabilitation. Arch Phys Med Rehabil. 2000 .
③Clark BC, et al. Derecruitment of the lumbar musculature with fatiguing trunk extension exercise. Spine . 2003
北海道千歳市リハビリ病院 外来リハビリ班、朝練で知識・技術向上中 R3.No.5. 〜オスグッド病〜

(2021年5月 7日 14:00)(外来リハビリブログ)

こんにちは!
北星病院外来リハビリ班です。

朝練です。
今日のテーマは成長期に見られる
『オスグッド病』です。

子供の頃に身長が急激に伸びて膝が痛くなった人などは聞いたことがあるかもしれません。

どんな疾病かというと…
脛骨(スネの骨)の脛骨粗面(けいこつそめん)という場所が
筋肉に引っ張られることで痛みや腫れなどの症状が出るものです。
(画像を参考ください)
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一般的には10~15歳くらいの成長期の子供に起こります。

受診時の流れとしては医師の問診やレントゲンなどの画像診断後に
必要であればリハビリの処方がでます。
リハビリでは痛みを感じる場所に負担が集中しないように
実際に痛みが出る動作のチェックを行い、動作の指導や
ストレッチの指導、今後の自己管理の方法などを提案させていただきます。

基本的に自己管理が重要になってきます。
例として自宅でのストレッチを紹介いたします。
予防としても膝の大腿四頭筋と言われる前側の筋肉の柔軟性は必要となってきます。(中瀬)
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引用文献
中瀬順介 超音波検査を用いたオスグッド・シュラッター病危険因子の検討