第9回千歳臨床医学研究会の報告でござる 北海道千歳市のリハビリ病院

(2018年2月 3日 23:59)(活動報告)

おばんでござる。
ホクざえもんでござる。


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拙者、ANAクラウンプラザホテル千歳で開催された「千歳臨床医学研究会」に行ってきたでござるよ。
この研究会は千歳医師会が主催で今年で第9回目でござった。


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拙者は診療報酬が大好物でござるが、他者の発表を聴くのもスライドを見るのも大好きでござる。色々な刺激や知見が得られるでござろう?

北星病院の第一陣は、2階一般病棟から原殿と池田殿が登壇。

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一番大きな会場のトップバッターを務めたでござる。
演題は「入院業務整理への取り組み~アナムネーゼ用紙を改善して~」で、未記載率の減少、職員の情報利用のしやすさなどを向上させた取り組みを、落ち着いて発表したでござる。

なぜか、拙者の方がドキドキしたでござるよ。

第二陣はリハビリテーション科の山下殿が出陣!

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演題は「高校部活動の障害予防・パフォーマンス向上における理学療法士の役割」でござった。
緊張していたとのことでござったが、いつも沈着冷静でクールな山下殿は先行研究を立証し、次へのステップに繋げたでござる。将来、山下殿の研究結果を追いかける理学療法士が現れる予感がしたでござるよ。

座長では、「リハビリテーション2」で医療技術部長(リハビリテーション科 科長を兼任)の川島殿がいつも通り、落ち着いた様子でセッションをまとめていたでござる。
さすがでござるなぁ~

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「地域連携」のセッションでは水梨殿が座長を務めたでござる。
拙者、こっそり地域連携室をのぞいたでござるが、しっかり準備していたでござる。
当日も初座長とは思えぬほど堂々とした座長っぷり。


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たくさんの演題を見聞きして、拙者は充実の一日でござった。
来年は北星病院からもより多くの発表がなされると、さらに充実するでござるな。








第2回スポーツ教室を開催! 北海道千歳市のリハビリ病院

(2018年2月 1日 23:59)(リハビリ情報)

おばんでござる。
ホクざえもんでござる。


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本日はリハビリテーション科の神直之殿がスポーツ教室を開催したでござるよ~
スポーツ教室は第2回目で、今回は「ランニング障害とその予防」をテーマに、スポーツ指導者の方々を対象におこなったでござる。


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参加者の中には、東京マラソン2018に出場される方もいらっしゃったようでござる。
 

教室ではスポーツ障害に関係する座学のあと、骨盤の前後傾のテストや片脚での立ち上がりテストを通して、現状の身体の状態を確認してもらったでござる。

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簡単に出来るストレッチ・体操を紹介したので、スポーツでのケガ予防に繋がると嬉しい!と神(じん)殿も語っていたでござる。

 

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今後も現役ランナーの神直之殿が経験と理学療法士としての知識を融合し、教室を開催ていくでござる。

次回もたくさんの方のご参加をお待ちしておりますぞ!



診療報酬改定セミナー 北海道千歳市のリハビリ病院

(2018年1月31日 23:59)(ホクざえもん)

おばんでござる。
ホクざえもんでござるよ。


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各々方もご存知の通り、2018年4月から診療報酬が改定されるでござる。
そして、拙者は診療報酬を斬るのが大好きでござる。

拙者自身の勉強と北星病院の職員にも勉強してもらうため、中外製薬殿にご協力いただき、WEBセミナーを開催したでござる。


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しっかり学んで、各々方により良いサービスを提供できるように努力するでござるよ~




広報誌「いちばんぼし」新刊を掲載 北海道千歳市のリハビリ病院

(2018年1月17日 18:18)(お知らせ)

おばんでござる。
ホクざえもんでござる。


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第12号目となる「いちばんぼし 2018年1月号」を掲載したでござる。
ぜひご一読くだされ~


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日本病態栄養学会で演題発表(口演)しました! 北海道千歳市のリハビリ病院

(2018年1月14日 23:43)(栄養)

おばんでござる。
ホクざえもんでござる。

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拙者、実は京都に行ってきたでござる。
いやいや、観光ではござらん。

管理栄養士の高橋殿と長山殿が演題発表をするということで、共同演者の道下殿に連れられて拙者も同行してきたでござる。

発表の舞台は京の都、国立京都国際会館で開催された「第21回 日本病態栄養学会 年次学術集会」でござる。


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お一方は高橋千加殿(栄養科 科長)
演題は「慢性期患者における新しい食事療法がもたらした費用対効果」でござる。


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2017年6月から新しく採用した食事療法(ロイシンなどの分岐鎖アミノ酸(BCAA)を2倍に強化したり、コラーゲンペプチド、微量元素などを付加した食事)により栄養状態が改善したことで、筋肉量の維持ができ、さらに感染症を発症しにくくなったり、脂質異常や高血圧、便秘などが改善し、投与する薬剤を減らすことができたことなどを発表したでござる。

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当院は薬剤費が入院料に含まれる病室が多く、経営にも寄与するわけでござるな。
また、患者さんにとっても服用する薬剤が少ないというのは嬉しいことでござる。
そして、医療費の削減にもつながるわけでござる。

落ち着いた質疑応答もさすが あっぱれでござった!


お二方目は北星館の長山詩織殿でござる。
演題は「低栄養を改善した老健施設における栄養療法の新しい取り組み」でござる。


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北星館も2017年6月から新しい栄養療法が始まり、長山殿も奮闘していたでござる。
北星館は介護老人保健施設で、病院とは臨床データや人員数も異なるでござる。
北星館の方が病院よりも栄養療法による利用者さんの変化が見えやすいとも取れるでござるな。
(評価する臨床検査データは不足しているかもしれないでござるが...)



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ロイシンなどの分岐鎖アミノ酸(BCAA)を2倍に強化した食事は上腕周囲長などが増加し、開放療法の一環として実施した「寿司テスト」でも改善が見られたとのことでござった。

導入した強化食が認知機能を維持しつつ、栄養状態の改善と筋量を増加させることができることを示した発表でござった。誠あっぱれ!

「食を通じて入所者さんのQOL(生活の質)の更なる向上に取組んでいきたい」
そう話す長山殿の言葉を高橋殿も頷きながら聴いていたでござる。

対象者は患者さん、利用者さん
施設が提供するのは医療、介護
異なるところもあるでござるが、アツい心意気は同じでござるな。