通所リハビリブログ 第67号 病院音楽療法

(2021年8月31日 17:53)(通所リハビリブログ)

みなさんこんにちは!
北星病院音楽療法士の青木梨央です。
 
先日、北星病院3階の入院患者様に対し、音楽療法を実施させていただきましたので、その様子をお伝えします。
 
今回は、3階のデイルームで数名の患者様に集まっていただき、手指消毒や換気、距離の確保など感染症対策を行いながら実施しました。
ピアノの後ろには、窓越しに緑の木々が広がり、気持ちの良い環境で演奏させていただきました!
 
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まずは、深い呼吸を促すことを目的にピアノに合わせて深呼吸をしました。
そして、1曲目には「浜辺の歌」をオーシャンドラムという波の音が鳴る楽器で演奏しました。
珍しい楽器なので、皆様も興味を示されていた様子です。
20210831音楽療法②.JPG
楽器を鳴らし、「何の音でしょう?」の問いかけには、「海の音」「波の音」「川の流れる音」などの答えが返ってきました。
癒される波の音でリラックスしながら、音楽に合わせて様々な情景を想像することができたのではないでしょうか。
 
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2曲目は「故郷」の曲に合わせて、グーチョキパー運動をしました。
手先の運動を音楽に合わせて行うことで、頭の体操としても効果があります。
昔聞いた懐かしい曲に合わせることで、皆様笑顔で取り組まれていました。
 
3曲目は「炭坑節」にあわせて盆踊りの動きを取り入れた体操をしました。
夏の季節感を感じながら、盆踊り気分を味わうことができたのではないでしょうか。
指先まで意識して踊りこなす方もいましたし、身体が不自由な方もリズムにのったり、動かせるところを積極的に動かしながら参加されていました。
 
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最後は皆様ご存じの美空ひばりの名曲、「川の流れのように」を聞いていただきました。
ピアノと一緒にキラキラとした音のツリーチャイムで演奏し、穏やかな雰囲気で終わりました。
終わった後には、患者様から「楽しかった」「またやりたい」といったお言葉をいただき、スタッフも楽しい時間を過ごさせていただきました。
 
今後は音楽療法を様々な場所で、たくさんの方に提供していきたいと思っていますので、
ご興味のある方は、北星病院音楽療法士の青木までお声掛け下さい(^^)♪
 
以上、北星病院音楽療法士、青木でした!
 

通所リハビリブログ 第66号 七夕会

(2021年8月20日 16:41)(通所リハビリブログ)

こんにちは!
北星病院通所リハビリ広報部です!
 
8月の初めの猛暑から、一転秋のような涼しい日が続いていますね。
激しい寒暖差が続くと、自律神経のバランスが崩れて疲労がたまるとされていますので
みなさま体調崩されないようにお気をつけください(>_<)
 
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北海道では8月7日が七夕となっていますね。
通所リハビリセンターでは8月2日~4日まで「七夕会」を実施しました!
今回も皆様に楽しんでいただけるように様々な催しを行いましたので
紹介します!
 
20210820射的①.JPG
20210820.png

 
こちらは毎年好評の射的!
職員の顔の的めがけて皆様真剣に狙いを定めていらっしゃいました(^^)
中には満点を獲得した方も!!盛り上がる結果発表となりました!
 
20210820織姫・彦星.JPG
 
可愛い織姫と彦星ですね(^^♪(笑)
こちらは「織姫と彦星をさがせ!」というゲームで、
センターのいたるところに隠されている織姫と彦星を探すゲームです!
皆様歩行練習やリハビリの際に目を光らせて探してくださいました!
 
20210820レク①.JPG
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全体向けのレクリエーションでは、大きな円になり、ペットボトルに入っている割りばしを
振って出して早く出し終わった方が勝ちというゲームを行いました!
出し口が狭くなっているため、なかなか割りばしが出てこず、焦れば焦るほどでない、、、
両チーム一勝一敗の引き分けで接戦となりました!
 
 
20210820盆踊り①.JPG
20210820盆踊り②.JPG

 
去年に引き続き盆踊りも踊りました!
今年は感染対策を行った上で、民謡をされていたご利用者様の素敵な歌声に合わせて踊りました!
素敵なこぶしが響き渡っていました、、、
立って踊ることが難しい方も、座りながら太鼓をたたいてもらったり、手振りしていただくなど皆様に楽しんでいただきました!
 
感染症の流行で今年も各地でイベントが中止となっていますね、、、
通所リハビリセンターでは皆様に楽しみながらリハビリしていただけるように、来月以降も感染予防を図りながら、イベントを計画中です!
またご報告させていただきます!
 
 
以上、北星病院通所リハビリ広報部でした!

歩行速度と転倒の関係

(2021年8月19日 13:39)(外来リハビリブログ)

こんにちは!
北星病院外来リハビリ班です。

本日は、歩行速度と転倒の関係です!

前回記事はこちらです。
↓ (歩行速度と余命の関係)
https://www.hokusei.or.jp/hokuman/2021/08/post-353.html

歩くのが速い人(1.3 m / s以上)は屋外での転倒リスクが増加し
歩くのが遅い人(0.6 m / s以下)は屋内での転倒リスクが増加し
歩く速度が普通の人(1.0-1.3 m / s)が最も転倒リスクが低いと報告されています。(Quach L 2011)

ちなみに横断歩道は点滅するまでに1m/sで設定されていることが多いです。
10mだったら点滅までに10秒かかります。

意外と歩くのが速い人も転倒リスクが増加する結果となっていますね。
論文中の著者は歩行速度が速い人は、活動量も多く
積極的に屋外に出ることがあるのではないかと推測されています。

歩くのが速い人も遅い人も1年間に0.15m/s以上の歩行速度の低下が認められた場合
転倒リスクが最も高まることが報告されています。
(実生活では横断歩道で点滅せずに歩けた人が間に合わなくなるなど)

つまり現時点での歩行速度も重要ですが、年々、歩くのが遅くなってくることは
将来的に転倒してしまうことが予想されます。

去年より信号が間に合わなくなったなと感じている人は
要注意です!!
日頃からの運動を意識することが重要です。


引用文献
①Quach L, et al. The nonlinear relationship between gait speed and falls: the Maintenance of Balance, Independent Living, Intellect, and Zest in the Elderly of Boston Study. J Am Geriatr Soc. 2011 Jun;59(6):1069-73.
歩行速度と余命予測

(2021年8月18日 15:00)(外来リハビリブログ)

こんにちは!
北星病院外来リハビリ班です。

本日のテーマは
『歩行速度と余命』です。

こんな論文があります。
65歳以上の高齢者33,485名を対象とした、歩行速度と余命の研究が報告されました。
対象を観察している期間は最長で21年間も実施されています。(Studenski 2011)

歩行速度と余命の関係に関して以下のグラフをご覧ください。
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秒速1mで歩く、簡単に例えると横断歩道が点滅する前に渡り切れる状態です。
その状態での予余命測としては…
70歳の男性では余命は約15年ほど
70歳の女性では余命は約20年ほどとなります。


大切なことは現状を知って歩行速度を上げていくことだと思います。

歩行速度に関係する筋力の一つとして大腿四頭筋があります。
大腿四頭筋とは膝を伸ばす筋力です。
ご自宅でできる様な運動としてはスクワットや椅子に座った状態での膝伸ばしをオススメします。

引用文献
①Studenski S, et al. Gait speed and survival in older adults. JAMA. 2011 Jan 5;305(1):50-8.
②大森 道路横断に必要な歩行速度と下肢筋力の関連 理学療法学 2001 年 28 巻 2 号 p. 53-58
北海道千歳市リハビリ病院 外来リハビリ班、朝練で知識・技術向上中 R3.No.12.

(2021年8月18日 14:56)(外来リハビリブログ)

こんにちは!
北星病院外来リハビリ班です。

朝練です。

テーマは『側弯症(そくわんしょう)』です。
側弯症とは、その名の通り背骨が側弯(側方に曲がっている)
している状態です。

側弯が10°を超えると側弯症となります。
この角度が大きくなると背骨の曲がりの形を矯正するために装具や
手術も必要になる場合があります。

原因となる病気があって側弯症になる場合がありますが
多くの場合は原因不明な側弯症になります。

リハビリでも側弯症は適応となります。
目的としては側弯によって可動域の制限や筋肉の痛みを改善するために
処方されることがあります。

本日は側弯症のための体操を身をもって練習しました。
患者様への指導の為には、まず自分ができる様になることが重要だからです。
20210818外来2.jpeg
次回も頑張ります。


参考文献
①Kane WJ: Scoliosis prevalence: a call for a statement of terms. Clin Orthop Relat Res ₁₂₆: ₄₃-₄₆, ₁₉₇₇.
②Lee HJ, Seong HD, Bae YH, et al.: Effect of the Schroth method of emphasis of active holding on Cobb's angle in patients with scoliosis: a case report. J Phys Ther Sci ₂₈: ₂₉₇₅-₂₉₇₈, ₂₀₁₆.