小学生の勉強にもHIITが良い影響!

(2021年9月 8日 18:23)(外来リハビリブログ)

こんにちは!
北星病院外来リハビリ班です。

皆さんはHITTというものをご存知でしょうか?
HIITとは
High Intensity  Interval Training の略語です。
日本語では高強度インターバルトレーニングとなります。

その名の通り強い負荷で間をあけて行うトレーニングです。

ダイエットの動画などで見たことがある方もいるのではないでしょうか?

具体的には20秒全力で運動して10秒休憩を8回繰り返す方法です。
全部終えるのにたった4分しかかかりません。

この運動を行うことで運動能力が向上するのはもちろんのことなのですが
小学生の学習にも影響があると報告されています。

小学3~5年生に行われた実験ではHITT実施後に行ったいくつかの検査の結果
から、集中力と注意力が改善されたと報告しています。(Jasmin K 2015)

この論文で行われたのはスクワット、ジャンプ、ランニングなどの組み合わせです。

4分で集中力が増加し効率的に勉強できるではお得ではないでしょうか?
是非、試してみてください!



引用文献
Jasmin K. Ma, Lucy Le Mare, and Brendon J. Gurd Four minutes of in-class high-intensity interval activity improves selective attention in 9- to 11-year olds
Appl. Physiol. Nutr. Metab. 40: 238–244 (2015)
北海道千歳市リハビリ病院 外来リハビリ班、朝練で知識・技術向上中 R3.No.14.

(2021年9月 7日 18:20)(外来リハビリブログ)

こんにちは!
北星病院外来リハビリ班です。
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朝練です。
テーマは『触診・鑑別』です。

腕や手、指の痛みや痺れが首(頸椎の神経)由来なのか
局所的な肘や手首の神経の通り道での原因なのかなどの
鑑別方法、触診を練習しました。


次回も頑張ります!
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いつの間にかなってませんか? 〜ねこ背〜

(2021年9月 6日 18:17)(外来リハビリブログ)

こんにちは!
北星病院外来リハビリ班です。

コロナ禍で在宅時間が増えてこんな姿勢でスマホを
触る時間が増えてないですか?
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ご自分の姿勢を鏡で見てみてねこ背になってませんか?
普段、肩こりや頭痛を感じていたりしませんか?

今回は『ねこ背』をテーマにやっていきます。

大学生を対象とした論文では
スマホの平均使用時間は男性が約1~3時間使用が多く
女性は3~5時間使用が多いという結果でした。(伊熊 2016)

長時間スマホを見続けるだけでなく、スマホの持ち方でも頭を前に傾ける角度が変わってくると言われています。
片手で操作するよりも両手で操作する方が頭が前に傾いてくると報告されています。
また、画面が水平になればなるほど頭が前に出てきて悪い姿勢となってくるとの報告があります。(島田)
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成人の頭は約5kgの重さがありますので
それが前に傾いている状態で過ごしていると、ねこ背になりやすいのはもちろんのこと
肩こりの原因にもなってきたりします。

スマホを使用する際に何気なく下を向いていると徐々に背中が丸くなってきます。
毎日の習慣で積み重なって気づいた時には、改善することが難しくなってきます。
早めにリスクを感じ、ねこ背にならないように修正していきましょう!

気をつける点としては長時間スマホを触らない。
スマホをできるだけ垂直に持って目線の高さで画面を見る。などです。


余談ですが、高齢の方では冬が近づき転倒することも気になりますね。
ねこ背と転倒の関係も報告されています。
ねこ背の人は転倒する可能性が1.38倍になり、ねこ背が強くなると1.48倍に増加すると報告されています。(Deborah M Kado 2007)

引用文献
①伊熊 学生のスマートフォン使用状況と健康に関する調査研究 北海学園大学経営論集, 13(4): 29-42 2016
②島田 携帯情報端末利用時の姿勢変化について 第 49 回日本理学療法学術大会
③Deborah M Kado Hyperkyphotic posture and risk of injurious falls in older persons: the Rancho Bernardo Study J Gerontol A Biol Sci Med Sci
. 2007 Jun;62(6):652-7.
北海道千歳市リハビリ病院 外来リハビリ班、朝練で知識・技術向上中 R3.No.13.

(2021年9月 4日 18:22)(外来リハビリブログ)

こんにちは!
北星病院外来リハビリ班です。

朝練です。
テーマは『脊柱管狭窄症』です。

脊柱管狭窄症はTVや雑誌、ネットなどでも記事になっていることが多いので
知っている方もたくさんいると思います。

具体的な症状としては『間欠性跛行』というものがあります。
歩いている際に徐々に下肢の痛みが出現し
休みを入れると痛みが消えて、また歩けるようになる状態です。

また、他の症状としては下肢の痛み・痺れや脱力、感覚の障害もあります。

リハビリ処方された際は上記の症状などに関して
身体をチェックしていきます。
その後に適切な運動や徒手での介入を行なっていきます。

外来患者様で特に重要なこととして、痛みなどの症状に対して
自分で体操やストレッチをして症状をコントロールできるように
練習していきます。

写真の体操は、その一つです。
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背中を曲げることで背骨の神経の通り道の圧力(硬膜外圧)を下げるための
運動です。
脊柱管狭窄症では硬膜外圧が上がることで間欠性跛行が出現したりします。
立っている状態や体を反らすような動きが特に圧力が上がる姿勢となります。

本日の朝練では、特に患者様に提案させていただくような体操を練習しました。

次回も頑張ります!

外来リハビリブログ 有酸素運動と脳

(2021年9月 2日 18:19)(外来リハビリブログ)

こんにちは!
北星病院外来リハビリ班です。

本日の内容はタイトル通り『有酸素運動と脳』です!

皆さんも健康のためにウォーキングしたり
ランニングをしたりする方がいると思います。

脳というと脳トレや計算問題などを
行い認知症予防に努めているかともいるかと思います。

実は有酸素運動には体力をつけたりダイエットなどに効果が
あるだけではなく脳にも良い影響があるということが報告されています。

有酸素運動と関係すると言われているのが脳の中でも『海馬(かいば)』と言われている部分になります。
海馬の働きとしては『記憶』に関係していると言われています。

有酸素運動を定期的に行うと定期的にストレッチを行なっていた人たちと比較して
1年後に、有酸素運動では2%海馬のボリュームが拡大していたと報告があります。(Kirk I.  2011)
これは、加齢に伴う海馬の萎縮を1~2年分逆転させた結果になります。

以下に図も載せますのでご参照ください。

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この研究で行われていた運動の時間や強さとしては
週に3回、最初の1週は10分間のウォーキング、そこから1週ごとに5分ずつ時間を増やしていきます。
7週目で40分間になり、そこからはずっと40分間、少し身体が温まり呼吸が早くなるようなペースで
実施してます。

日常的にウォーキングやランニングなどを行うことで身体にも脳にも良い影響が
与えられるかもしれません。
全く運動しないということは将来の体を考える上でももったいないですね。

引用文献
①Kirk I. Erickson Exercise training increases size of hippocampus and improves memory Proc Natl Acad Sci USA. 2011 Feb 15;108(7):3017-22.